Ｋ-ＤＯＪＯ2005年7月4日⑥

Ｋ-ＤＯＪＯ/2005.7.4/東京・後楽園ホール⑥

◎第6試合[GET]　ＣＨＡＭＰＩＯＮＯＦＳＴＲＯＮＧＥＳＴ-Ｋ選手権試合　時間無制限1本勝負
○王者)ＴＡＫＡみちのく(19分00秒　片エビ固め)ＫＡＺＭＡ●
*みちのくドライバーⅡ
※第3代王者ＴＡＫＡみちのくが4度目の防衛に成功!!
★怪物ＫＡＺＭＡ選手。それをデビューさせ吉田屋で成長させたＴＡＫＡ選手。フランケンシュタインと怪物を作った科学者のような...その結末は...
まずは,試合前ＫＡＺＭＡ選手が右手を差し出し握手を要求する。のっけから心理戦です。疑いながらも握手に応じるＴＡＫＡ選手。しかし,世の中そんなに甘くない。ＫＡＺＭＡ選手の奇襲で試合はスタート。ＫＡＺＭＡＸ。ＡＸボンバーを最初から惜しみなく炸裂させる。まるで緑の団体のような立ち上がり。Ｋの理念と反する攻撃と,左腕の怪我(前日のドラゲーでやったらしい)の状態で始めから大ピンチの王者。ＫＡＺＲＯＣＫで左腕を攻められると,場外へエスケープ。うずくまるＴＡＫＡ選手にリングドクターが詰め寄る。診断中も勤王党がＴＡＫＡ選手を罵倒する。
なんとかリングに戻ったＴＡＫＡ選手でしたが,その後もピンチは続く。テーピングを剥がされ,左腕を捻られる王者。なんとかプランチャで活路を見出そうとするもかわされ自爆。リング内でチキンウィングアームロックで痛めてる腕を捻られる。なんとかエスケープしたＴＡＫＡ選手はＫＡＺＭＡ選手を場外にふっとばすと,宇宙人プランチャを敢行。これで試合を五分に戻したＴＡＫＡ選手。ここからは一進一退の消耗戦に。ＴＡＫＡ選手のジャストフェースロック。スーパーＫ。ダイビング・延髄ニー。ＫＡＺＭＡ選手のＫＡＺＭＡＸ。ＫＡＺＲＯＣＫ。ＡＸボンバー。ＦＡＴも決め手にはならず。
終盤に入ってもお互い粘りまくりの素晴らしい試合に。体力を消耗し,体格差がきつくなったかＴＡＫＡ選手がバックスライド。スクールボーイ。ヘビーキラーで丸め込む。さらにはジャストフェースロックからディックキラーを極めるもエスケープするＫＡＺＭＡ選手。ＫＡＺＭＡ選手も最後の力をふりしぼりＫＡＺＭＡＸ。ＫＡＺＲＯＣＫで最後の追い込みを見せる。しかし,流石三冠王者。ＡＸボンバーをブロックするとスーパーＫの連打(前後)。フラフラになったＫＡＺＭＡ選手に"みちのくドライバーⅡ"...一回目は阻止されたが...この日2度目のトライで完璧に炸裂!!出し時・タイミング・インパクト三拍子揃った一撃は熱戦を征するのに十分すぎる説得力だった。
ＴＡＫＡ選手の諦めない気持ちと,ＫＡＺＭＡ選手の成長。...素晴らしいタイトルマッチでした。純血でこれふだけの試合が出来るって...なんか凄い事ですね。試合後ＴＡＫＡ選手はＫＡＺＭＡ選手を称えました。勤王党の同士と共に引き上げるＫＡＺＭＡ選手に大きな拍手が贈られました。さてＴＡＫＡ選手はマイクを掴むや,前日の望月戦の悔しさを口にしました。そしてドラゲーが目標みたいな。...それはちょっと。あそこは沸かせる試合が中心でＫとはちょっと色合いが違うような。観てる人も試合ではないとこを観てるって聞いてますけど...。Ｋにはハデさはないが基本のしっかりした選手が多く,三年目で実になって出てきてるって感じじゃないでしょうか。ＫにはＫのちゃんとした"レスリング"があるので,それを追求してって欲しいけど。ドラゲーを目指しても...。さて,最後はＴＡＫＡ選手がいつもの「ＴｈｉｓｉｓＫＡＩＥＮＴＡＩＤＯＪＯ!!...＆...ＷＥＡＲＥＫＡＩＥＮＴＡＩＤＯＪＯ!!」で締めハッピーエンドとなりました。とにかくメインに相応しい素晴らしい試合でした。