KAIENTAI DOJO/2008.04.13/東京・後楽園ホール⑦
◎第7試合 CHAMPION OF STRONGEST-K選手権試合 60分1本勝負
●王者)真霜拳號(23分57秒 原爆固め)火野裕士○
※新王者誕生!!火野裕士が第6代王者に!!
★メインはまさに激戦だった。
一年間ベルトを巻いてきた絶対王者真霜選手。
頭脳では挑戦者を完全に上回っているが,膝の調子が悪いのが不安材料だった。
対する火野選手は心技体と充実。
張りのある筋肉と見栄えがするゴツイ背中に強面...まさに怪物だ。
序盤は地味ながらも熱の入った攻防が続く。
中盤になるとΩ勢が場外で試合に介入し真霜選手をいたぶる。
その間火野選手は椅子に座り体力回復。
なんとか突破口を見出したい真霜選手は火野選手の右手に一点集中の攻撃を仕掛ける。
徐々に破壊されていく火野選手の右腕。
無道が極まった時は,まさに道が無いって感じだった。
両者ダウンが二度もある消耗戦の中,真霜選手が得意技を決め絶対王者の強さを魅せる。
が,信じられない事にそれらを返し続ける火野選手。
さらに痛めた腕をもろともせずに最後は真霜選手をデビューから大事に使っているジャーマンで下し新王者となった。
そして火野選手が倒れた真霜選手を見下ろした。
王者の強さを上回った火野選手のパワー...もはや団体内に敵は無しってとこでしょうか。
それは真の最強決定戦だったから。
挑戦表明も無かったし...時間が迫っていたのもあっただろうが。
試合後は旭選手がマイクを渡そうとするも突き飛ばしコーナーに駆け上がり雄雄しく吼える火野選手。
まさに最強王者誕生である。
が...流石に力尽きコーナーから倒れ仲間の手を借りて退場。
本当に本当に激戦だった。
KAIENTAI DOJOいや他の団体でも最近は珍しいマイク無しのエンディング。
時間が迫ってたのもあるだろうけど,王者はマイクを握る体力も気力も無かったって事が一番でしょう。
だから最後の力でコーナーに駆け上がった...王者として。
両者が喋る余力が無いほどの消耗戦である激戦だった。
だから客はマイクなんか無くても満足して会場を後にできた。
そんなギリギリまで戦ってくれた両選手に...「ありがとう」
最強挑戦者登場
まさに最強を決める戦いが今始まる!!
ロックアップ
力比べ
ショルダー合戦
場外戦
Ωが加勢
大石選手が好アシスト
ヘッドロック
またも大石選手...
真剣
脇固め
無道
ボディースプラッシュ
消耗戦
両者ダウン
パワーボム
フィニッシュは,ジャーマンSH
試合終了
見下ろす新王者
最強王者誕生
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