みちのくプロレス/2004.12.3/東京・後楽園ホール⑤



第5試合 30分1本勝負
○GAINA(12分56秒 片エビ固め)ゴア[大阪]●
*メキスウィープ
★前半戦が来年からのみちプロならば,後半戦はまた違った形容しがたい雰囲気の試合だった。2度目の対戦と言われていたこの試合,"湯浅vsデメキン"から"GAINAvsゴア"という両者モデルチェンジの現行系を見せる試合となりました。まずはGAINA選手入場。暗闇の中,北のステージから登場。姿が見えると...ケッパレYが!!姿は"ケッパレY"で髪型が銀色の短いドレッドのようになっただけだった。もっと大変身すると思っていたので見た目のインパクトはほとんど無かった。続いてゴア選手が一人で入場。ゴングが鳴る前にゴア選手が仕掛けた。無数の紙テープとGAINA選手の革ジャンで首を絞める。そこからは前回の"湯浅vsデメキン"戦とまではいかないが,なかなか熱い試合となった。ゴア選手は流石というべきバネ。トぺも鮮やか(俺らの方ばっか飛んでこないで!!)でした。場外戦やラフでも実力を見せてくれました。ミサイルキックは素晴らしい突き刺さり方でした。ゴア選手の魅力が全て出たかどうかはわかりませんが,まあイイ選手だなという印象でした。一方"湯浅和也"改め"GAINA"選手。見た目はそれほど変わらず...ファイトスタイルも大幅に変わった印象はありませんでした。"GAINA"選手に"意外な"と思える事はあまりなかったかな。ただ凄い勢いで突っ込んできた(俺らの方に飛ばないで!)トぺ・スイシーダは素晴らしく,変身への意気込みが感じられる一発でした。Xクローザーや鳴門海峡は使ってました。新しい技はロープの反動を使ってのダイビング・エルボーや抱え込み式北斗原爆固め。特に変身を感じる事は無かったかな...しいて言うなら大技が増えたでしょうか(乱発してる気もしたけど)。試合はお互い死力を尽くした攻防が続きました。Xクローザーをアンクルできり返したり。ラリアットを打ち合って,鳴門海峡をかわしたり決めたり。シャイニングウィザードを巡る攻防等素晴らしい攻防が続きました。終盤主導権を握ったゴア選手が素晴らしいキレのジャックハマーを炸裂させる。これで終わりか?と思われましたが,キックアウトするGAINA選手。会場もGAINA選手を後押しする。ここで満を持してのフィッシャーマンスプラッシュを放つゴア選手。しかし,GAINA選手が剣山で迎撃すると抱え込み式の北斗原爆固めを敢行。綺麗画かれたブリッジでしたが3カウントは奪えず。そこからハイスパートに。GAINA選手が逆転を狙い走り込んできたゴア選手にランニング&カウンター式の鳴門海峡を!倒れたゴア選手をフィッシャーマンバスターで叩きつけると,そのままロコモーション式に無理矢理ゴア選手を立たせるGAINA選手。ロコモーション式フィッシャーマンバスターかな?と思われましたが,足を持つ手を逆にすると,そのままジャックハマーのように回転させそのままエビに。新必殺技メキスウィープが決まるとさしものゴア選手も3カウントを許しました。試合後はお互い健闘を称えあい爽やかな終了となりました。GAINA選手の変身はまだ完成ではないだろう...早くGAINA選手の次の試合が観たい...新世代の選手達とのぶつかり合いが!!


"湯浅和也"改め"GAINA"選手


ゴア選手入場


奇襲


力強いGAINA選手


脇固め


場外戦


STF


立ちあがるGAINA選手


完璧な片エビ固め


変形エビ固め


抱え込み式北斗原爆固め


メキスウィープ


勝利の雄叫び


試合後


健闘を称えあう



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