みちのくプロレス/2006.9.30/東京・新宿FACE④



◎第4試合 30分1本勝負
 ラッセ&義 経&精 霊vs南野 武&ベアー福田&野橋真実
 ●精 霊(13分59秒 片エビ固め)ベアー福田○

 *プルプルベアー
★セミは最高でした。 みちのくの御家芸6人タッグが復活した感じです。 とにかくスピード感があり,スリリングで楽しく熱い試合でした。
青コーナーは素顔の3人組...しかも全員強面です。 しかし全員実力者達。 ベアー選手は,まさに熊。大きな体と,身体能力の高さで試合に重みをと緊張感を生みました。 相手チームが全員小さいだけに,ベアー選手の一発一発の技に観てる方が緊張しました。 本当強かったです。 野橋選手は相変わらずビクンビクン脈打つような躍動感。 一個一個の動きに"生命力"を感じました。 さらに的確だから凄いんです。 南野選手は"鬼の強さ"より"上手さ"が光りました。 切りかえしと,ここぞという場面への持って行き方はベテラン選手なみの上手さです。 このトリオは,連携もあったりと実に魅力的でした。
一方のマスクマントリオ。 義経選手は相変わらず人間離れした動きで魅せてくれました。技も正確で凄かったです。 精霊選手は,本当観る度に成長しててビックリです。 覆面屋興行から数日でまた素晴らしくなっているなんてね。 受けの粘り。正確かつ自分のサイズを理解しまくったうえでの動き。 本当スゲエなあ。 そしてラッセ選手!!みんな大好きです。なので応援にも熱が入りますね。 それに応えてくれる動き。 さらにコーナーに待機してても,的確な指示に素早いカット。 動きはもちろんですが,ラッセ選手の凄いトコはやはり集中力ですね。 試合における集中力はもの凄いです!! だから素早いカットや,的確な切りかえしが出来るんですね。 連携では義経&精霊選手が凄い。考えられた連携技は見事なものでした。 それにラッセ選手の実力が加わるのだからこちらのトリオも実に魅力的。
そんな魅力的な両チームの戦いなんだから凄いのなんの!! 息をもつかせぬ攻防の末,最後は素顔トリオがマスクマントリオの分断に成功。 場外に落ちたラッセ選手と義経選手に, リング上から南野選手と野橋選手が矢のようなステレオ式のトペ・スイシーダで追撃。 リング上で孤立した粘る精霊選手を, 福田選手が「いつもより多く廻ってます」的なプルプルベアーで圧殺しました。 やはりヘビーの力は凄い!! が,試合では個々の実力と頑張りにより均衡して素晴らしい6人タッグでした。 10.8岩手でも同じカードが組まれています。 精霊選手が捕まりつつも粘り,相手の手の内を探り出した事。 さらにラッセ選手があまり試合でベアー選手とぶつからなかった事。 これでより一層楽しみが膨らみます。 次の激突ではラッセ選手が熊狩りに出るだろう。どう攻略するのか興味は尽きない。 マバタキで丸め込み....そんな瞬間が観れるのか? この対戦は遺恨とか全くないのに素晴らしいものを魅せてくれた。 きっと何度ぶつかっても素晴らしい試合となるだろう。 そして何度も観てみたい試合に僕の中ではなりました。 今現在のみちのく・ザ・ベストと言える試合でしょう...そして, みちプロ史上に残るようなみちのく・ザ・ベストへと...。 選手の皆さん心からありがとう!!


夏が終っても絶好調!!ラッセ選手


強面トリオ


張り手合戦


絶好調!!


体重を預けたフェイスロック


顔面グリグリベアー


壁が動いたようなボディアタック


サルセロ連携チンチン炸裂♪


ラ・ブファドーラ+180°


ラッセ選手のラ(ッセ)・ケブラーダ


この二人の技の読み合いも凄い!


741炸裂


空中弾をキャッチして

それはNENJY


激しい打撃戦


顔面へのミサイルキック


勝つのはどっちだ!?_


野橋選手を叩き付け...「決めるぜ!ジャガラギ!!」

ジャガラギが炸裂!!...しかし,フィニッシュとはならず


試合はまだまだ続きます


ファイナルフラッシュは寸前でかわされる


垂直落下式ブレンバスター


南野橋のステレオ式トペ・スイシーダ


フィニッシュは,プルプルベアー


まさに"みちのく・ザ・ベスト"級

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