みちのくプロレス/2006.10.8/岩手県営体育館③
◎第3試合 30分1本勝負
●フジタ"Jr"ハヤト(12分58秒 片エビ固め)ウルティモ・ドラゴン○
*アサイDDT
★第3試合では,みちプロの希望ハヤト選手が究極龍と師弟対決。
試合前の選手コールでは,ウルティモ選手の「ウルティモ~...」ってとこで
マイクがぶっ飛ぶハプニング。
二度目では前口上を付け盛り上げるパンチさんのファインプレー
...が,またもぶっ飛ぶ。
そして,三度目はパンチさんが生声でコール!!
生声で体育館に「ウルティモ・ドラゴン」と響かせた凄さと,
とっさの判断にパンチさんのプロ魂を見ました。流石日本一の美声リングアナですね♪
さて試合ではメキシコ修行・鉄人・タイガー戦を超え
ウルティモ選手に成長した姿を見せたかったハヤト選手でしたが,
ウルティモ選手の上手さの前に序盤はいいように扱われました。
中盤に入るとハヤト選手も反撃する。気持ちが見える一発一発に,成長を感じました。
蹴りも"ここぞ"という時に繰り出す...まさにタイガー戦から学んだ事。
ハヤト選手の試合で,色々な感情が動きから感じたのは初めてかもしれません。
それだけこの試合のハヤト選手は良かった。さらに対戦相手のウルティモ選手も上手かった。
おかげで予想以上の盛り上がりを見せる試合に。
僕も今回は叱咤ではなく声援を送りました。しかも徐々に熱のこもった声援を。
終盤はハヤト選手が粘りに粘り,一瞬のチャンスにK.I.D.を炸裂...がエスケープ。
序盤からウルティモ選手のスタミナの奪うような攻めのせいか,
ハヤト選手はここから失速。最後はアサイDDTの前に敗北しました。
しかし,今回のハヤト選手は実に良かった。
やはりメインの重圧ってのは相当あるんでしょうね。
いつもは試合から暗さすら感じていたのですが,今回は清清しい風がリングを駆け抜けました。
ここまでの前半3試合は,どれも色が違い。さらに内容も抜群の為あっというまでした。
休憩時間にはメインの幟の打ち合わせなどをしました。
試合開始
ジャべがスタミナを奪う
ウルティモ選手の懐は相当深い
不恰好だったが,気持ちで飛んだプランチャ
胴締めスリーパー
雪崩式バックドロップを狙うも,パワーボムで返される
K.I.D.炸裂
勝者ウルティモ選手
試合後は礼
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