みちのくプロレス2006年12月17日③

みちのくプロレス/2006.12.17/東京・後楽園ホール③

◎第3試合　30分1本勝負
　ラッセ＆南野　武＆義　経vsｋｅｎ４５゜＆バナナ千賀＆精　霊
　●南野　武(16分25秒　片エビ固め)バナナ千賀○
　*バナナシュート
★実力では上回る正規軍を,軍団ｋｅｎがどう攻略していくのか？それとも空中分解し軍団の存在を問われるか？そんな詮索など無用だとばかりに選手達は素晴らしい6人タッグで魅了してくれました。
義経選手は飛び技は相変わらず凄かったです。が...なんかもう「義経!!｣って声が出なくなってきました。色々あるけど,週プロの人生選手の記事が全てだろうから...。南野選手は表情豊かに戦っていました。その表情の豊かさに目がいってしまうほどでした。伝わりやすいプロレス。そして確かな技術...地球に残って欲しいなあ。ラッセ選手は相変わらず絶好調!! 冬なのに夏男って感じの躍動感。さらに試合への集中力の高さ...まさにプロフェッショナル。ジャガラギが見たかったけど,次回へのお楽しみって事で。
一方軍団ｋｅｎは抜群の？チームワークと機動力でイイ感じでした。ｋｅｎ選手は軍団員を仲間というより道具として使用。その使い方。さらに軍団員の使われ方...新しいプロレスのスタイルが生まれるところでしょうか。軍団員のバナナ選手は精霊選手のコスチュームのカッコ良さに少々ご機嫌斜めも,動きは抜群。見た目から軽く見られそうな技の数々ですが,実はどうして説得力がありました。勢いと的確さが素晴らしかったです。精霊選手は黒の新コスチュームで登場。同じ軍団員でもバナナ選手と比べたら断然のカッコ良さ。いや比べなくてもカッコ良かったです...ちょっと獣の神っぽいですけど,同じ神様系ってことで。さらに黒くなっても動きは抜群。すり抜け系のテクニックに加え,攻撃技にも重みが出ていたような...つうか強くなっていたような。
試合は両軍が息をもつかせぬスピード感抜群の攻防をノンストップで展開。終盤は南野選手のパワーボム,垂直落下式ブレンバスターで追い込まれるバナナ選手。しかし,ｋｅｎ選手がバックドロップで一撃。その瞬間バナナ選手がバナナシュートを南野選手に決め大金星をＧＥＴ。マジでビックリしました。みちプロの御家芸を若い選手達が見事魅せてくれました。
試合後は軍団ｋｅｎ劇場。バナナ選手が｢坂井さん僕勝ちましたよ｣と喜ぶも, ｋｅｎ選手は｢馬鹿野郎!!勝手にとりやがって...俺がとるもんだろ」と文句を言う。さらにバナナが言い返すもんだからｋｅｎ選手がビンタで制裁。その時,清水先輩が登場。「後輩いじめるのはやめなよ...軍団ｋｅｎの副リーダーで入る」と清水先輩。先輩の申し入れになんとも言えない表情のｋｅｎ選手。が,結局は仕方なくＯＫ。軍団ｋｅｎに清水選手が副リーダーで加わりました。そして喜ぶバナナ選手と精霊選手...来年からも気になる軍団ｋｅｎなのでした。
そんな中場外でうずくまる南野選手。そこに人生社長登場。が...アフリカンシンフォニーが流れマッチョ様が入場...が,雰囲気を察し恥ずかしそうに退場しました。そしてリング上では衝撃の事実が!! 南野選手の両親は本当の両親じゃなく, 本当の両親は遠い宇宙のＭ77星雲の中のハッピー星にいるらしく。南野選手のお父さんはハッピー星の王様で,南野選手は王子様...。立派な王様になるべく地球で修行させられたいたのだそうです。二十歳になったら星に帰ることになっていると...。そして人生社長がＡＮＡのチケット渡す。実はＡＮＡが20年に一度地球とハッピー星を行き来してるらしいのです。結局訳のわからぬままチケット受け取りお別れの挨拶をした南野選手...本当に帰るのか？って...なんだ？なんなんだ？みんなおかしくなってきているぞ!!