みちのくプロレス/2008.2.17/東京・新宿FACE③

◎第3試合 30分1本勝負
 義 経&佐藤悠己[FREE]vsken45°&佐々木大輔[FREE]
 ○義 経(11分51秒 片エビ固め)佐々木大輔[FREE]●

 *シューティングスタープレス
★SUPER CREW~レスリングドリーマーズを旗揚げ戦から観続けている(東北ツアーを除く)自分にとっては, 物凄く感慨深いカードとなった。
今は無きプロレス学校SUPER CREWの旗揚げ戦の第1試合は佐々木大輔vs佐藤悠己だった。 試合は両者デビュー戦と思えぬ素晴らしい内容で,佐々木選手がジャーマンSHで勝利した。
続く第二戦では両者ともにメインに抜擢。 東郷選手・はやて選手・守部選手・中里選手とともにもの凄い試合をやてのけた。
その後佐々木選手はメキシコに旅立ち,佐藤選手はフリーとなり様々な団体で活躍している。 佐々木選手は帰国後DDTを主戦場に戦っていた。 だから自分にはなか観る機会がなかった。 タッグマッチながらも両者の対決が観れるのは本当に嬉しいし感慨深いものがあった。
久々に観る佐々木選手は表情も肉体もたくましくなり,雰囲気のある選手になっていた。 動きはSUPER CREW仕込のしっかりたレスリングに地味ながらも高度なルチャのテクニック。 動きの速さと,動きと動きの間の感覚が素晴らしかった。
一方佐藤選手は相変わらず素晴らしい動きを連発。 その動きの一つ一つが基本がしっかりしているから美しい。 そんな思い入れのある両者が激しくやりあった。
しかし,それ以上に激しく気持ちを高ぶらせてくれたのが義経選手だった。 俺の思い入れなんてあっという間に忘れてしまうほど義経選手の集中力と動きは素晴らしかった。 王者としての堂々たる佇まい。
さらに今夜のメインはというか大会自体が義経選手への挑戦者決定戦。 自ら興行のメインには出なくとも,実際の主役は王者である義経選手なのだ。 だからこそ誰もが王者と納得できる戦いだった。
ken選手との高度なせめぎあい,佐々木選手への厳しい攻撃。 味方の佐藤選手への厳しい激。 どれもこれも王者として...いやみちプロの代表としてのみちプロ愛だった。
特に佐々木選手と佐藤選手には,みちプロのレベルや凄さを叩き込んでいるようだった。 「みちのくは俺が守る」言葉で言わなくても,体現できるようになった義経選手が みちプロファンとして誇らしくもあり愛おしくもあった。
最後は義経選手が天井にぶつかるんじゃないか?と思えるくらい高いシューティングスタープレスで勝利した。 そのフォームの美しさ・高さ・インパクトは人間場ばれしていた。


佐々木選手


佐藤選手


義経選手


ロックアップ...感慨深いです。




サスケスペシャル


抱え込み式バックドロップ・ホールド


ロープ走り式ドロップキック


フィニッシュは,シューティングスタープレス

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