みちのくプロレス/2009.06.19/東京・後楽園ホール②

みちのくプロレス/2009.06.19/東京・後楽園ホール②

◎第2試合　30分1本勝負
　大柳錦也＆日向寺　塁＆梶原　彗[闘龍門]
vs
ウルティモ・ドラゴン[闘龍門]＆ヤッペーマン１号＆ヤッペーマン２号
　●大柳錦也(9分41秒　体固め)ウルティモ・ドラゴン○
　*アサイＤＤＴ
★遂に聖地後楽園ホール初登場のヤッペーマン!! ギリギリのキャラだが,悪い奴らがいる限り？戦うしかない。
結構な時事物だけに,本来ならば観客の期待も高かったはず。第1試合には第1試合の意味があり,その意味を十分に持った第1試合だった。それを引き継いでの第2試合。
ヤッペーマンの聖地初登場であり,正規軍対決なのだから明るい雰囲気で楽しい試合になるべきなのだが...。第1試合でプロレスに対する恐怖は消えても,心から楽しもうって気分には会場はなっていなかった気がする。
そんな状況を変えたのが一人のスーパースターの登場だった。
先にヤッペーマンが登場し,続いて大柳＆日向寺組が...と思いきや,闘龍門の梶原選手も引き連れ三人で登場。 2対3の状況にハンディキャップマッチか？それともお助けロボっつうかヤッペーロボでも登場するのか？ヤッペーマンがＳＯＳを出すのか？等と思っていると。
なんとルイス・ミゲルのセパラドスが流れ,ウルティモ・ドラゴン選手がヤッペーマンに加勢しに登場。会場はウルティモ選手の登場に大爆発!! 入場だけで湧かせるなんて流石スペル・エストレージャ。
て事で,6人中5人が闘龍門系の選手となった第2試合。ここは,みちのくプロレスの生え抜き日向寺選手に頑張って貰いたい所。
試合はスピード感溢れるルチャリブレ。色々な攻防で客席が沸く中,最後はウルティモ選手がアサイＤＤＴで大柳選手を下した。
大柳選手は現役東北タッグ王者だけに,この結果は痛いところ。そして,この試合は世代闘争では無かったが,結果的に“みちのくクラシック”のウルティモ選手が, 新世代軍の大柳選手を下した事はアル意味世代闘争のようなもの。
もう世代闘争は始まっていたのだ!!