みちのくプロレス/2010.02.13/東京・新木場1st RING③

◎第3試合 30分1本勝負
 拳 王&ザ・グレート・サスケ&日向寺 塁vsフジタ“Jr”ハヤト&野橋太郎&ラッセ
 ●日向寺 塁(18分11秒 片エビ固め)野橋太郎○

 *一斗缶ダイビング・ヘッドバット
★第3試合は正規軍と九龍が全面対決!!
こういった解り易いシュチュエーションだと,気温が低い会場も盛り上がる。
また若干客層が代わってきている中,声援を集めまくっていたのはハヤト選手。 やはり他団体での活躍が大きいのだろう。 そして確実に客を持ち帰って来てる。
“ハヤト効果”とでも言う状況下,ハヤト選手は何処のリングよりも活き活き暴れまわる。 少し前まではバチバチやバトラーツでのリミットを振り切った姿が最高だと思っていたが, 今では九龍での姿こそ一番ハヤト選手らしく輝いている...と,個人的には思った。
正規軍を打ち砕く鋭い蹴りや,躍動感溢れる動き。 やっぱカッコイイな♪
ラッセ選手は九龍入りした結果がなかなか出ないし,トホホキャラになっていたが, この日はバイプレイヤーに徹する事で持ち味が生かされた。 主役の脇にいる事が多かったラッセ選手だけに,サポートに回ると本当に良い仕事をする。 それが良いか悪いかはわからないけど,この試合でのラッセ選手のバイプレイヤーっぷりは最高だった。
そして...東京初登場となった極悪小坊主野橋太郎選手。 いやあワルイは。 顔も怖いし,ぶつぶつ言ってるし,オーソドックスな反則技を上手く使うし。
それ以上に凄いのは集中力。 誰よりも早く反応し,臨機応変に動き回る姿は,まさに水を得た魚状態。
元々集中力の凄い選手だったが,ルー道に入る事で,さらに集中力が高まっているようだった。 この試合は,野橋選手が観たくて観たくてしょうがなかったね。
対する正規軍は完全に九龍に飲み込まれていた。
攻め込まれながらも奮闘する日向寺選手,存在感を示し若手と真っ向からやり合うサスケ選手, 王者として堂々と戦う拳王選手。
だが,それらを遥かに上回る九龍の勢いは凄まじかった。 そして連携も抜群だった。 正規軍が勝つ姿なんて正直全く見えなかった。
最後は野橋選手が一斗缶ダイビング・ヘッドバットでダーティーな勝利をもぎ取った。
試合後はマイクを握り聞くに耐えない汚い言葉を乱発する野橋選手...最高♪ それをハヤト選手が宥め落ち着かせる程。
試合は最高だが憎憎しい野橋選手に引き気味の会場だったが,ハヤト選手のマイクで熱狂する会場。
ハヤト選手に湧き出してきたカリスマ性と,野橋選手の凶暴性...もはや九龍は手の付けられない化け物集団になりつつある。
そして,ハヤト選手の試合後のマイクで九番目の龍のヒントが放たれた。
“会場に来ていない”,“総帥”,“八番目が野橋ってことは...”と。 これらの言葉から察すれば...パンチさん...では無いだろう。 恐らく団体の長という立場から開放されたヘビー級戦士だろう。 元々ルードだっただけに,ルー道への回帰はひじょうに楽しみだが果たして...。


サスケ選手


拳王選手


正規軍


九龍参上!!


極悪小坊主東都初上陸


臨戦態勢


東北ジュニアを巡る攻防


オーバーマスクを被せ視界を奪う


ハヤト選手と日向寺選手も激しくやり合う


場外戦








ラッセ選手






顔が怖いぞ!!




顔面踏みつけ


キャメルクラッチ






サスケ・スペシャルvra.2.8


シャリマティー


ラムジャムムーブからのセントーン・アトミコはかわされる


バックドロップ




蹴り足をキャッチ




マッハ










フィニッシュは,一斗缶ダイビング・ヘッドバット


サスケ選手を挑発するハヤト選手


野橋選手がマイクで...×△×■




ハヤト選手がヒントを...

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