みちのくプロレス/2010.06.11/東京・後楽園ホール⑤
◎第5試合 九龍のボス・東京初登場!! 30分1本勝負
拳 王&新崎人生&日向寺 塁vsフジタ“Jr”ハヤト&ウルティモ・ドラゴン[闘龍門]&野橋太郎
■拳 王(4分10秒 無効試合)フジタ“Jr”ハヤト■
*負傷中のハヤトが試合続行不能の為
拳 王&新崎人生&日向寺 塁vsウルティモ・ドラゴン[闘龍門]&南野タケシ&野橋太郎
●日向寺 塁(15分51秒 片エビ固め)ウルティモ・ドラゴン○
*アサイDDT
★セミも正規軍vs九龍の6人タッグマッチ。
これまたメイン級のカード。
今大会から九龍支持から正規軍支持へ手の平返しした俺的には,最高に燃える試合。
女心と秋の空だよ...女でも秋でもねえけど。
究極龍がボスってのは別にいいんだけど,持ち出しちゃいけない物を持ち出したのには...。
そんな中,新日本で怪我したハヤト選手が戦闘不能。
まともに歩けない状態でリングに上がるのはプロとして最悪。
新日本の会場では潔く出場を諦め,リング上から御詫びまでしておいて...。
新日本の客や対戦相手には失礼でも,みちプロの客や対戦相手には失礼じゃないのか?ってなっちゃうっしょ。
だから出ないのも勇気だった気がする。
メインのTAKA選手も膝が悪かったが,それを試合中に感じさせなかったからね。
歩けないんだからなあ。
しばらく大口は叩けないだろうし,拳王選手へのチャレンジは遠のいだかな。
公式記録では無効試合だけど,レフェリーストップで正規軍の勝ちだね。
好きな選手だけに残念。
そんな状況下で拳王選手に突っかかり,客の後押しを背に強引に南野選手が試合出場。
そして延長戦として仕切りなおし!!
延長戦では拳王選手と南野選手の激しい攻防が凄かった...次期挑戦者は決まったか?
拳王選手は安定感のある強さを魅せつけ,南野選手は一歩も引かない戦いを魅せた。
両者の攻防が激しすぎたせいか,他の選手の存在感がかすんだほど。
両者のタイトルマッチならば,最高の試合が観れる気がする。
強い拳王選手に,直向に戦う日向寺選手,圧倒的パワーの人生選手の正規軍。
九龍の勢いに負けない力を感じた。
だが,別の力の前には,その力も通用しないのか?
正規軍の期待を一身に受けた人生選手だが,中盤から失速。
更にウルティモ選手との絡みでは一歩踏み込めない感じ。
やはり先入観や脳裏に刻まれた先輩の強さってのはぬぐいきれないのだろう。
そして野橋選手が休ませなかった事も大きい。
野橋選手の集中力は本当に凄まじい。
エプロンで一息入れようものなら,その刹那の隙を野橋選手が攻めてくる...これは対戦相手にとって最高に厳しい。
そんな野橋選手がいるのだから九龍は強い!!
南野選手と野橋選手のお膳立てがすめば,最後はウルティモ選手がアサイDDTで美味しいとこ取りのフィニッシュ...。
悪のウルティモ選手は勝利こそ手中にしたが,実に中途半端な感じだった。
先付けの悪を超越した悪は駄目ですよ(笑)。
声援欲しいのか?ブーイング欲しいのか...はっきりして欲しいなあ。
試合も水戸黄門的な感じがなあ...。
正規軍vs九龍の高まってきた熱気は正直この試合では感じられなかった。
だが,こういった感覚も究極龍の思惑通りなのか?
正規軍の巻き返しに期待したい。
人生選手巡礼
正規軍
九龍
ワルティモ選手
拳王選手はハヤト選手を指名
名勝負再びか...
しかし,負傷のハヤト選手は情けない姿...
まったく試合にならないので無効試合に...
南野選手が入り延長戦
ダイビング・エルボードロップ
極楽固め
フィニッシュは,アサイDDT
声援を煽る...
BACK