みちのくプロレス/2011.10.22/東京・新木場1st RING⑦

◎第8試合 九龍最強トーナメント優勝決定戦 時間無制限1本勝負
 ●卍 丸(11分08秒 片エビ固め)ラッセ○
 *ジャガラギ
※ラッセが優勝!九龍最強に!!
★第8試合はトーナメント準決勝戦の予定だったが,反対ブロックの準決勝戦が引き分けで両者失格となった為,急遽決勝戦へと繰り上がりとなった。
ラッセ選手は一度も闘わず決勝戦進出の強運を魅せ,卍丸選手も得意のハードコアマッチ1試合を楽しく戦い決勝進出と, お互いがベストな状態での決勝戦となった。
試合は序盤から卍丸選手がハイスパートでラッセ選手を追い込む。
怒涛の攻撃に敗戦濃厚のラッセ選手...現在の九龍での立居地を考えれば,このまま終っても仕方ない所。 だがラッセ選手のトーナメントにかける気持ちは半端無かった。
矢のようなトペ・スイシーダから,ここ一番でしか魅せないラ・ケブラーダを魅せるラッセ選手。 やはり出来る選手なのだよラッセ選手は。
終盤は,やはりパワーで勝る卍丸選手がペースを握る。 パイルドライバーやビッグブーツや垂直落下式ブレインバスターの大技ラッシュで虫の息寸前に追い込まれるラッセ選手。
だが勝負を諦めないラッセ選手は,ことごとくフォールをクリアーすると逆襲のマバタキ。 勝負有りかと思われたが,やはり卍丸選手のポテンシャルも相当なもの。 抜群のタイミングで決まったマバタキも返してしまう。
ならばとラッセ選手は真正面から卍丸選手にぶつかる力勝負を挑む。 誰が観てもラッセ選手が不利な状況だが,やはりラッセ選手の底力はたいしたものだった。
ジャーマン二連発からタイガーSH,クリアーはされたがトドメとばかりにジャガラギで舞う。 ジャストミートしなかったが,逆に膝が突き刺さり卍丸選手のダメージは大きい。
最後は気持ちを込めたジャガラギでラッセ選手がトーナメントを制した。
最後のジャガラギもジャストミートしなかったが,相手へのダメージは確実にあった。 最後の最後で見栄えのする技を勝ちたい気持ちで放った為,気持ちが体を追い越しジャストミートはしなかったのだろう。
それに対して「えー」って声もチラホラ聞こえたが,そんなもんは糞食らえ。 綺麗な試合観たきゃ別の団体を観に行けばいい。
フィニッシュの不完全さと,一回しか試合してない事,お笑い担当...そんな事があるからだろう,会場はバットエンドな雰囲気になった(苦笑)。 けど,俺みたいなひねくれたファンにはそれが心地良かった。
客の思い通りになんかプロレスは行かないんだよ。 行くようなプロレスに慣れたら良い訳が無い。 あくまでも客は客,試合を作るのは闘う選手達なのだ。
だからラッセ選手を祝福する拍手を沢山贈った...会場からの拍手はまばらだったけどね。
そして,なんとなくラッセ選手が優勝する事を盟友ふみっちに言ってたが,本当に予想が当った。 俺の予想もたまには当るんだね。
と言う事で,九龍最強トーナメントは絶好調男ラッセ選手が制覇し,バットエンドで幕を閉じた(笑)。


満を持してラッセ選手登場


卍丸選手が怒涛のラッシュ








トペ・スイシーダ


ラ・ケブラーダ


スワンダイブ式ミサイルキック




パイルドライバー


ビッグブーツ


垂直落下式ブレインバスター


マバタキ


マバタキ






原爆固め


原爆固め


猛虎原爆固め


ジャガラギ


フィニッシュは,二発目のジャガラギ






トロフィーは,南野選手が壊したよ(笑)

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