リキプロ/2005.4.16/東京・後楽園ホール③



◎第3試合 30分1本勝負
ディック東郷[FEC]&日高郁人[ZERO-1 MAX]vsスペル・クレイジー&浪口 修[ZERO-1 MAX]
○ディック東郷[FEC](13分30秒 片エビ固め)浪口 修[ZERO-1 MAX]●

*ダイビング・セントーン
★超期待のタッグマッチ。これまた予想以上の面白さでした。浪口選手はやはりというか,この中に入るとレベルの差が浮きぼりに。そりゃあそうだけど...せっかくのスイング感なんかをぶち壊してました。試合によっては,きっと頑張るだけでは駄目なんですよね。頑張っても試合のテンポを落としては意味がない。まあマッチメークに入れたのが失敗ですな。クレイジー選手は,やっぱ凄いっす。動きが凄い。"ローリング・ロメロスペシャル"をあそこまでガッチリ極めるってのも凄い。日高選手との絡みでは,熟成された攻防を。東郷選手との絡みでは,衝撃的な攻防を。流石というような動きを連発してました。一方東郷&日高組。久々のタッグながら素晴らしいチームワーク。「大将」と呼ぶ日高選手(涙)。日高選手の"足四の字固め"に東郷選手が"ハイフライバム"で加勢するとこなんざ,当時のチームワークを彷彿させました。日高選手はクレイジー選手とハイレベルな攻防を繰り広げました。裏の読み合いからの"スウィングDDT"。"回転エビ固め"からの"低空ドロップキック"の読み合い。流石チャンピオンですね貫禄もありました。東郷選手は...感動的な上手さです。クレイジー選手とのグランド合戦。受けのポジション。相手を生かす動き。いきなり間合いゼロからの"スーパーK"...転んでもただでは起きませんな。この試合では"日高vsクレイジー"の攻防が目立ってましたが,そこを浮きぼりにした東郷選手のバイプレイヤーとしての凄まじい能力。とにかく目立つ訳ではないんだけど,細かなテクニックに目が釘付けでした。凄い技を繰り出すクレイジー選手に驚けば楽しい観戦ですむのだろうけど...どうしても,そこにある東郷選手の動きに感動してしまいます。こんな見方良くないのかもしれないけど,やっぱ世界の東郷選手の技術は見ていて感動します。本当凄い選手です。試合は終盤浪口選手が捕まりローンバトル。日高選手の"ショーンキャプチャー"が極まるが,なんとかクレイジー選手がカット。しかし,最後は東郷選手の強烈な"ラリアット"に事実上KOされる浪口選手。とどめの"ぺティグリー"からの"ダイビング・セントーン"が美しく決まり東郷&日高組がキッチリ勝利しました。試合後は東郷&日高組の勝利ポーズ(涙)...東郷&日高組を再び見れて嬉しかったなあ。やっぱ東郷&日高組は最高のチームです!!満足満足超満足。


クレイジー&浪口組


東郷&日高組


リアルFEC


最高タッグ












クルックヘッドシザース


エルボースタンプ




ローリング・ロメロスペシャル






クロスフェイス


ショーンキャプチャー


勝利者チーム


東郷選手


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