STYLE-E/2005.8.13/東京・西調布アリーナ④



◎第4試合 30分1本勝負
佐々木恭介&田村和宏vsバンジー高田[free]&菅原伊織[我道會館]
●田村和宏(19分18秒 エビ固め)バンジー高田[free]○

*バンジージャンプ
★第3試合が終わると"リング調整の為10分間の休憩"。ロープワークもほとんどないし調整の必要も無さそうでしたが...。一応レフェリーが最初から外れてた(なんで早く直さない?)ターンバックルのカバーを直しただけでした。なのにダラダラと10分以上の休憩...正直僕も家内もかなり帰りたくなりました...
★一応この日のベストバウト。なかなか面白い"プロレス"の試合でした。試合はバンジー&菅原組が場外乱闘を仕掛けスタートしました。田村選手は良いですねえ。他のU-FILEの選手と違いプロレス愛がありますね。プロレスで頑張ろうって気持ちが伝わってきます。そのせいかポジショニングやら受け。限られた空間を使ったムーブも抜群でした。ブルドックやムーンサルトプレスも良かったですね。佐々木選手はSTYLE-Eの王者ながらイマイチでしたね。身内受けの試合っぷりにはプロとしての資質が疑われました。身内受け...よって身内の集まる一方向に向けてのレスリング。この会場は3方向から観客が見てるのに一方向に向けてのレスリングじゃあ,レスリングも手狭になりダイナミズムなんか皆無でした。田村選手の方が"プロレスラー"として長けてますね。ちょっと残念でした。救いは王者だからか試合にあまり登場しなかった事でしょうか。他の三選手がDO!インディーだろうが,プロレスラーの臭いを出していただけに余計中途半端な佐々木選手が駄目に見えました。残念。久々に見る菅原選手は声も大きく,"伝わる"プロレスでした。キックのキレも抜群だし,客への魅せ方も良かったですね。色々な顔を持つバンジー選手の素顔でのファイトは貴重でした。バンジー選手は体格で他を圧倒。攻撃では激しさと迫力を。受けではキッチリ受けきり試合を流れるようにしてました。伊達にキャリアがあるわけじゃありませんね。バンジー選手がいて本当に良かったです。
試合は終盤田村選手が捕まりました。菅原選手のクオーラルボンバーを食らい大ピンチ。しかし,有刺鉄線バット攻撃を誤爆させると反撃。ムーンサルトも決めました...しかし,バンジー選手から3カウントは奪えず。すると強烈な波状攻撃を受けきったバンジー選手が強烈な反撃を開始。有刺鉄線バット攻撃。サドンインパクトwith有刺鉄線バット。ハワイアンスマッシャー。スクラップバスター。なんとか粘った田村選手でしたが。最後は強烈なバンジージャンプ(超高角度アッサムボム)に沈みました。
試合後はマイク合戦。バンジー選手がトーナメントでの打倒田村と優勝を宣言。そして佐々木選手のベルトへの挑戦を掲げました。そして有刺鉄線バットの事を佐々木選手や客?から突っ込まれると。「インディーの守護神なんだよ!!」って。うおおおおカッコイイ。しかし,場内の身内受けの雰囲気で意気消沈の僕は叫ぶ事は出来ませんでした(涙)。そして佐々木選手が微妙なマイク。その空気を菅原選手がぶち壊してくれて,なんとかおさまりました。とにかく身内受けではなく,試合を魅せた佐々木選手以外の三選手に感謝。少し救われました。


バンジー選手入場


菅原選手入場


試合開始


場外戦










強いぞバンジー選手












ブルドッグ


ミサイルキック




クオーラルボンバー


有刺鉄線バットスイングが誤爆


ムーンサルトプレス


フルスイング


サドンインパクトwith有刺鉄線バット


ハワイアンスマッシャー




フィニッシュ...バンジージャンプ






乱闘


BACK