SUPER CREW/2006.3.4/東京・新木場1stRING③
◎第3試合 30分1本勝負
○ヤス・ウラノ[K-DOJO](8分54秒 ヘッドロック)松本直巳[一期生]●
★キャリアの差と,ルード...松本選手には試練のデビュー戦となったが,内容は素晴らしかった。まずはロックアップで組み合う両者。流石にウラノ選手がロープに押し込む。そしてクリーンブレークに「おおお」と唸る場内。続いて松本選手がロープに押し込みエルボーを食らわしブレーク。するとウラノ選手はレフェリーに反則とクレーム。本当食えないなあ。この食えなさが,いかに新人の松本選手には脅威だったことか。続いて腕の取り合い。これはウラノ選手が制する。さらにグランドに引きずり込み袈裟固めから強烈なネックロックで締め上げる。この強烈な攻撃をなんとか逃れる松本選手。さらに腕を絞り上げコーナーで顔面蹴り。さらにチョークスリーパー,首絞めと反則攻撃。続けてサッカーボールキックで魅せる。さらにフロントネックロックやヘッドロックで締め上げ。さらにボディーへの膝蹴りで松本選手を追い込むウラノ選手。が,松本選手も意地を見せる。バックステップキックからニールキックでウラノ選手をダウンさせ。さらにカウンターのスロイダー。そしてノーザンライトスープレックスホールドを決める。しかし3カウントは奪えず。得意の攻撃を受けきられ動揺する松本選手。そこを見逃すウラノ選手ではなかった。強烈なエルボーを食らわし,ヘッドロックで締め上げる。なんとか粘る松本選手でしたが,腰を落とされさらに締め上げられるとタップアウト。ウラノ選手の貫録勝ちとなりました。試合後は握手と見せかけボディースラムを食らわすウラノ選手...本当最期までプロでした。ウラノ選手がまたも高い壁となりました。そこで数々の引き出しを見せ,試合をコントロールした技術は本当に素晴らしい。一方松本選手の奮闘も素晴らしかった。キャリアの差や体格差を考えれば怖かったはず。しかも百戦錬磨のルード相手。それでも果敢に前向きに戦った姿勢に感動しました。そして,柔らかな動きにも注目です。しかも山形県米沢市出身...こりゃあ応援しなきゃね。プロレスの面白さを十分に魅せてくれた両選手ありがとう!!
今夜も一番はハンサムLOVEなウラノ選手
コーナーに押し込む
腕を捻る松本選手
『松本直巳』[一期生]・山形県米沢市出身
169cm/76kg・1984.5.29生まれ
捻り返すウラノ選手
強烈なネックロック
手首を制し腕を捻る
顔面蹴り
首絞め
サッカーボールキック
ヘッドロック
膝蹴り
ノーザンライト・スープレックスホールド
フィニッシュは
強烈なヘッドロック
試合終了
握手と思わせてボディースラム
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