SUPER CREW/2006.3.4/東京・新木場1stRING④



◎第4試合 30分1本勝負
 ○アレクサンダー大塚[AO/DC](9分00秒 原爆固め)久保佑允●
★セミでは直前で対戦相手が池田選手(事故による怪我で欠場)からアレク選手に変更で色々大変だったであろうが,久保選手が頑張った。本当に頑張ったと思う(涙)。試合が始まるや差し合いや,バックの取り合いとアマレス流の攻防が展開された。両者が吊りパンの為,実に画になる。やはりキャリアと体重のあるアレク選手が有利に進めるが,久保選手もフロントネックやヘッドロックを仕掛ける。しかし,アレク選手は強い。スリーパーホールドでスタミナを奪い,逆片エビ固めへ。まさに新人殺しとでも言うべき攻撃。必死でもがき耐える久保選手。凄い根性です。そしてアレク選手がジャイアント・スウィングを敢行!!ぐるんぐるん廻された久保選手は起き上がることが出来ずダウンカウントを数えられる。ジャイアント・スウィングでダウン...凄い!!プロレススーパースター列伝に書かれていた事は本当だった(涙)。「新人てえやつは投げられたり,ふりまわされたりの体験が,ろくすっぽねえから これで完全に目をまわしバランス感覚も失っちまうって寸法よ......フッフッ!」って。なんとか立ち上がった久保選手だが,足元がおぼつかない。が,足元がおぼつかなくても体全体で攻撃。体全体でぶつかるエルボー。そして丸め込みラッシュで3カウントギリギリまで持っていく。そして遂に得意のネックブリーカー炸裂!!しかし,ガッチリ押さえ込めずカウント3は奪えず。ここからはアレク選手の怒涛のラッシュ。自らの額から血が出るほど強烈な頭突き。頭にダメージを与え,そこへ血が逆流する超滞空ブレンバスター。久保選手の上下感覚が失われる。そこへとどめのジャーマンが炸裂。上下感覚が失われた状態へのジャーマンは返す事など出来る訳なく,アレク選手の勝利となりました。理詰めのプロレスは面白い。久々の素顔に新人相手ながら試合をリードし,厳しい攻めを見せたアレク選手は素晴らしかった。久保選手はキャリアの差や,カード変更にも負けず頑張った。対池田選手用に立てていた作戦もあったはず。そんな中でのカード変更。本当に頑張った。おじさん内容や勝敗を超えたその久保選手の頑張りに感動させてもらいました。本当にお疲れ様でした。そして,今回出場出来なかった池田選手の想い...色々な想いがリングを駆け巡る試合でした。想いの伝わる試合を三選手ありがとう!!池田選手!一日も早い復帰を!!


アレク選手


指しあい


バックの取り合い


ヘッドロック


スリーパーホールド


逆片エビ固め


新人殺し

ジャイアント・スウィング




久保選手のネックブリーカーが炸裂!!


超滞空ブレンバスター


フィニッシュは原爆固め


試合終了

特別企画~列伝は凄い~

プロレススーパースター列伝⑤~第1話・父の執念!ザ・ファンクス~

"巨人殺し"であるとともに"新人殺し"のロニー・エチソンが語る

ジャイアント・スウィングが炸裂!!

新人選手であるドリー・ファンクJr.は大丈夫か?

これがロデオ特訓のおかげで大丈夫でした。おかげで勝利!!
ロデオ特訓をしてない久保選手に効いたのは当たり前なんですね。


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