SUPER CREW/2006.12.01/東京・新木場1st RING④
◎第4試合 45分1本勝負
○ヤス・ウラノ[K-DOJO](11分29秒 レフェリーストップ)永利耕一[3期生]●
*ネックロック
★とんでもない新人が現れました!!永利耕一選手...とてつもない素質を持った選手でした。
入場時から独特の感じで客席を煽る?ウラノ選手。
さらにゴングが鳴ってもリング下に降り客席に。
リング上の永利選手にはとても長く感じ,嫌な時間だろう。
いままでの二回の興行では,ここで飲み込まれていた...が,永利選手は違いました。
その糞度胸には驚かされます。
レスリング勝負ではウラノ選手がリードするも,きちんと喰らいつく永利選手。
腰投げ一発で会場を沸かせる等序盤から並みの新人とは一味違う。
しかし,ウラノ選手も百戦錬磨。次々と嫌な攻撃を仕掛けていく。
ダイビング・フットスタンプ。顔面かきむしりやチョークスリーパー等のラフ攻撃。
さらにガッチリとスリーパーを極めスタミナを奪って行く。
なんとか反撃したい永利選手はスリーパーを逃れるとボディースラムを狙う。
しかし持ち上げられない。ならばとドロップキックに切り替え,3発目でぶっ倒す。
そしてコーナーからクロスボディを炸裂させる。
その高さ・美しさ・勢いといったら凄かったです。
BRAVESの仲安選手のハイクロスに勝るとも劣らない一撃でした。
終盤はヤス選手がこだわりの?スリーパーで極めに行く。
しかし,これを体を回転させ脱出する永利選手。
そのタイミングと運動能力は新人ではありえない感じです。
何度もヘッドロックでフィニッシュを狙うヤス選手ですが,ことごとくクリアーする永利選手。
少し焦ったか?ウラノ選手が永利選手の丸め込みに"あわや"3カウント。
しかし,最後はウラノ選手がヘッドロック狙いから作戦を変更。
袈裟固めに捕えると,そのままネックロックでぐいぐいしめあげる。
アマレスや柔道経験者なら,この苦しさがわかるだろう。
息も出来ない・動けない...そして気が遠くなる。
フィニッシュは永利選手の薄れ行く意識の中のレフェリーストップでした。
勝ったのはやはりウラノ選手。
しかし,最後の最後まで追い込んで粘った永利選手。
そのセンスや潜在能力には期待せずにはいられない。
天才か?とてつもなく才能の詰まった新人永利選手から今後は目が離せなくなりそうだ。
セミに抜擢されたのもうなずけます。
永利耕一[3期生]選手
身長163cm/体重69kg 生年月日昭和54年9月30日( 27歳)
出身地:福岡県福岡市 得意技:ドロップキック
ウラノ選手入場
客席を煽る?
ゴングが鳴るやリング下にエスケープ
レスリング勝負
腰投げ
ダイビング・フットスタンプ
顔面かきむしり
首絞め
ただのスリーパー
持ち上がらない
クロスボディー
ヘッドロック
延髄斬り
ヘッドロック
しめつける
正座してのヘッドロック
フィニッシュは,ネックロック
勝者はウラノ選手
天才現る
BACK