竜司Walter自主興行/2011.02.05/東京・東京・新宿FACE⑥
◎第6試合 時間無制限1本勝負
●矢野啓太[格闘探偵団バトラーツ](15分17秒 アルゼンチン・バックブリーカー)関本大介[大日本プロレス]○
★正直ここまでの試合...というか客種のせいもあり,もう竜司興行は二度と観に来ないと思っていた。
セミは我らがバトラーツの絶賛三冠王者の矢野選手と,インディー界の超大物関本選手が激突!!
インディーマットのトップ級である関本選手と,インディーマットの若手のトップ級の矢野選手の激突は,
バトラーツファンじゃなくても注目すべき一戦だっただろう。
勿論,俺も楽しみにしてたし,ここまで流れから「頼む矢野!!」と心の中で祈った。
やっぱ“困った時の矢野頼み”でしょ!!
矢野選手なら俺達が観たいモノを魅せてくれる,矢野選手なら俺達の知らない世界に導いてくれる。
きっと今宵のアホみたいな野次しか飛ばせない下等生物ではなく,下等生物に囲まれ心が折れかかってるプロレスファンの
為に魅せてくれるだろう。
今までの積み重ねと,ここまでの状況で,本当にすがるような思いで矢野選手の動きを追い続けた。
だが風貌と知名度かた矢野選手がイロモノ扱い。
トリッキーな動きは笑われ,高度なグランドには野次,関本選手の解りやすいチョップやパワーファイトにしか反応しない客。
関本選手だって矢野選手と闘うのだから,もっと違った面も出したかったんじゃないかなあ...個人的な邪推だけどね。
とにかく矢野選手は“イロモノの弱い選手”と勝手に認識され野次られた...。
だが怪物関本選手を相手にアノ手この手で攻めて行く。
攻め込まれても諦めず,すきをつき仕掛ける,揺さぶる...それはそれは凄かったよ。
パワーでまさる関本選手を一撃で仕留めれるヒール・ホールド,失敗だと笑われたタランチュラ式のゆりかもめ,
コブラツイスト~ローリング・クレイドル~ⅠⅤ(YV)ニーロックの流れ...本当に凄かったよ。
客席からの品の無い汚い野次に惑わされず,この日一番自分を貫いた矢野選手。
その姿に胸が熱くなったよ。
勝手に思ってるだけだけど,矢野選手に大事なものを守ってもらった気がした。
前回のバトもそうだったが,矢野選手の闘いはウェットな気分になる...てか,矢野選手はバトラーツファンの希望の光なのかもしれない。
そして,関本選手も強かったし,かなり凄い試合だった!!
だが,その凄さは客席の何割に響いたか...。
最後は関本選手が投げっ放しジャーマンでKOと思いきや,無理矢理強引にアルゼンチン・バックブリーカーで勝利した。
関本選手のアルゼンチン・バックブリーカーならアホでも凄さが伝わるもんなぁ...。

僕ら救世主(メシア)が舞い降りた

三冠王者!!

関本選手

矢野選手



レッグロック

ヘッドロックを巧みに脱出

ショルダー・タックルでふっ飛ばす

場外へ退散


股裂き


キャメルクラッチ

エルボー・ドロップ

コブラツイスト

ストレッチ技に移行

ヒール・ホールド

大日本の選手にタランチュラ???

なんとタランチュラ式のゆりかもめ!!

カーフ・ブランディングは阻止される

パワーボム

パワーボムからの逆エビ固め

STF

リバース・スープレックスで叩きつける♪

コブラツイスト

ローリング・クレイドル

IV(YV)ニーロック

ニーロックで絞り上げる

ジャーマン・スープレックス

フィニッシュは,アルゼンチン・バックブリーカー

救世主は敗れた...

敗れたが救世主は俺達に光をくれた!!
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