WMF/2007.4.14/東京・新木場1st RING④

◎第4試合 敗者WMF追放ホスト式 スクランブルバンクハウス&有刺鉄線ボード・ルーザーリーブタウンデスマッチ  時間無制限1本勝負
 ○神 威(14分05秒 ウラカン・ラナ)gosaku●
★敗者がWMF追放となるこの試合は,両者の気持ちが伝わるヒューマニズム溢れるデスマッチとなった。 ルールは両者がステージ両端の階段のところでシャンパン(グラス)を一気飲み。 シャンパンを飲み終わったらリングにある凶器を使い試合を開始するというもの。 さらにシャンパンカウントではスペル松田アナの掛け声が素晴らしかった。 あおの瞬間の松田アナは燃える合コンと化していた。 ちょっと変わったルールだし,アイテムにもおでんがあったり可笑しいものの, 闘いの部分はシビアでハードなものでした。
試合では若さと機動力で攻め込む場面もある神威選手でしたが, やはりgosaku選手はデスマッチのキャリアが違う。 徐々にペースを握られ防戦一方。
有刺鉄線バットへのフェイスバスター。チョークスラム。 サンドストーム。ドリルアホールド。を立て続けに喰らい。 冬木スペシャルwithチェーンにタップせず耐えた為失神状態の追い込まれる神威選手。 ここで起き上がれなくなった神威選手にダウンカウントが数えられる。 が,とどめをさすべくgosaku選手はカウントを止めさせ,神威選手を起き上がらせようとする。 張り手と「立て」という声で,よろよろと起き上がり喉輪を掴まれる神威選手。 ここで神威選手の負けだと誰もが思ったはず。
しかし奇跡が起きた!!いや奇跡ではないのか?この瞬間を狙っていたのか? なんと神威選手がgosaku選手のとどめを狙ったチョークスラムをウラカン・ラナで切り返す。 虚をつき,まさに神がかりとでも言うべき美しい弧を描いたウラカン・ラナ。 さしものgosaku選手もまさかの3カウントを聞く事に。 その瞬間思わず立ち上がりガッツポーズをして,座る瞬間コケました。
なんともドラマティックな勝ち方で,神威選手がgosaku選手をWMF追放に追い込んだ。 試合後神威選手は「追放なんてどうでもいい」とgosaku選手の退団を留めたが...。 gosaku選手は潔く退団の道を選んだ...その背中には男の哀愁が漂っていた。


デスマッチアイテムがリング上に置かれる


シャンパン登場


栓が抜かれました!!


酒豪のお客さんがテイスティングを行う...「これ(量)じゃわからない」は大ヒット!!


神威選手のグラスにシャンパンが注がれる


gosaku選手にもシャンパンが


さあ!シャンパンカウントダウン!!


スペル松田アナの掛け声で酒が飲まれる!!


先に飲み終え凶器を手にしたのはgosaku選手


しかし,神威選手はスワンダイブ・ミサイルキックで先制





絡まる有刺鉄線








場外戦


アツアツおでん汁


ノコギリでマスクと中身を切り裂く


容赦のない有刺鉄線バット攻撃





有刺鉄線を押し付ける


アツアツちびたのおでん攻撃








有刺鉄線ボードをセットし,パワーボム狙い...


が,腰投げで切り返す


神威選手の反撃





スワントーンボムwith有刺鉄線ボード


チェーン・エルボー


串刺しチェーン・エルボー


有刺鉄線バットを抱えてのムーンサルトプレスはかわされ自爆


有刺鉄線バットへのフェイスバスター


チョークスラム


サンドストーム


ドリルアホールド・パイルドライバー...暗黒大王


チェーンを使っての冬木スペシャル


うすれゆく意識


神威選手絶対絶命


神威選手ダウン


無理矢理引き起こす


まさにミラクル!!フィニッシュは,ウラカン・ラナ


負けたのが信じられないgosaku選手


「ルールなんてどうだっていいよ...」遠い日に観たようなたたずまい


gosaku選手WMF退団

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