WMF/2008.05.17/東京・新木場1st RING⑤
◎第5試合 60分1本勝負
藤田峰雄&宮本裕向[666]&神 威
vs
円 華[KAIENTAI DOJO]&房総ボーイ雷斗[KAIENTAI DOJO]&梶 ヤマト[KAIENTAI DOJO]
○藤田峰雄(22分43秒 片エビ固め)房総ボーイ雷斗●
*WMF風ダウンバースト
★メインはWMFとKAIENTAI DOJOの対抗戦!!
ともにレスリングを大事にする団体だけに好試合が期待されたが,期待を上回る内容となった。
序盤からじっくりとしたレスリングの攻防が続く。
好ポジションになる度にエプロンの選手達が声を上げる。
試合が進むにつれ選手の気持ちが前に前に出る熱い展開になっていった...。
WMF軍はWMFで生まれた選手達がトリオを組んだ。
セミに続き思い入れが深いので登場するだけで胸が熱くなった。
このトリオがメインの試合を...たまりません。
神威選手は蹴りがなかなか効果的だった。バック宙キックのキレは素晴らしかったです。
マスクの下から覗く静かながらも熱い闘志も凄かったです。
マスクマンが気持ちを感じさせてくれたら...楽しみになってきました♪
宮本選手は666ながらも完全に気持ちはWMF!!
経験値が高いだけに一個一個の技が“流石”と唸ってしまう感じでした。
藤田選手はとにかく体から放たれる明るさが素的だった。
色々な事が起こり暗いイメージだったWMFを明るく照らして来た藤田選手。
その輝きは益々明るくなっていました。
動きもキレ味抜群でした。
一方KAIENTAI DOJOはタッグ王座にも挑戦した円華&雷斗組+梶選手というイキのいいトリオ。
円華&雷斗組が梶選手を上手くリード&フォローしていました。
梶選手は先輩達の好フォローもあり自分を生かしまくり。
梶選手の放つ明るさも素的ですね。
雷斗選手は熱い攻防の中でもスタンスを崩さない相変わらずさ。
賛否両論あるだろうが,それが雷斗選手の売りですからね。
ただのお笑いや卑怯なヒーローではなく,技や動きがしっかりしてるからやっぱ最高です。
円華選手は素晴らしい躍動感。
さらに藤田選手との絡みはプロレス界屈指のリアルイケメン対決。
イケメン対決だけではなく,両者とも天才肌なので攻防も素晴らしい。
そんな中,円華選手がこの中で少しだけ抜きん出ていたと感じました。
それは選手達の気持ちが入りまくり,技より気持ちが前に出る時間帯でした。
気持ちが先走り技や攻防が多少雑になる中,円華選手は冷静に...冷静ながらも気持ちも前に出ながら試合を修正してるようでした。
その卓越されたプロレステクニックは鳥肌ものでした。
そんな両軍の攻防はレスリングに重点を置きながらも,徐々に両団体のカラーの違いが出てきヒートアップ!!
レスリングをしっかりしつつ,相手を倒す為なら大技を惜しみなく叩き込むWMF。
大技を乱発せずレスリングと間で魅せるKAIENTAI DOJO...本当に大技らしい大技は数えるほどでした。
両軍のイデオロギーが激しく火花を散らす!!
終盤のハイスパートな攻防は凄すぎでした...こんな凄い試合をする若い選手達。
プロレス界の未来は全然明るいです!!
最後は藤田選手が粘る雷斗選手をダウンバーストで沈め対抗戦に勝利しました。
素晴らしい試合をありがとう!!
雷斗選手
藤田選手
夢のトリオ
リアルイケメン対決
ロックアップ
雷斗選手の口上が始まった...
卑怯な握手
ライトニング・パンチ
ローリング・サンダー炸裂
ステレオ式コンヒーロー
神威選手のケブラダ
バルキリー・スプラッシュ
ミドルキック
雪崩式フランケン・シュタイナー
ハンドスプリング・エルボー炸裂
クロスアーム式DDT
ラ・エスパルダス
スワントーンボム
フィニッシュは,ダウンバースト
試合終了
WMF軍が勝利
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