WMF/2008.06.28/東京・新木場1st RING⑥
◎第6試合 プレミアムマッチ 60分1本勝負
●藤田峰雄(22分02秒 エビ固め)ザ・グレート・サスケ[みちのくプロレス]○
*サンダー・ファイアー・パワーボム
★セミで発表された「WMF解散」の影響が激しく尾を引く状態でメインは行われた。
正直楽しみなカードだったし,サスケ選手の登場も嬉しかったが楽しめる状況でも空気でも無かった気がする。
決して多くない観客の大部分はWMFを愛する人達。
だからこそセミでの発表はメインの試合に対するモチベーションを著しく奪い去った...出来れば全ての試合が終わってから発表してほしかった。
それを覆す試合内容を期待してたのだろうが...試合内容云々では無かった。
そんな状況の中リングでは素晴らしい攻防が続いた。
サスケ選手に声援も贈った,両者の高度な攻防にも狂喜した。
けれどもどっか遠くで行われてる感覚だった。
平静を装っても「WMF解散」のショックは大きすぎた。
そう思ったのは俺だけでは無かっただろう。
会場は試合の熱さに反比例し静かだった。
けれども内容は本当に素晴らしかった...それだけに残念だった。
序盤からじっくりとしたグランドレスリングで主導権を握るサスケ選手。
跳んだり跳ねたりやハチャメチャなイメージの強いサスケ選手だが,それだけでは無いから“東北のビッグなスター”たるところ。
相手や状況に応じスタイルを変幻自在に換えていく。
WMFはレスリングという核を中心に華やかな技や激しい攻防が廻っているプロレス。
ある意味サスケ選手の本来持つスタイルでもあった...だから藤田選手との攻防も噛み合い素晴らしかった。
そんなサスケ選手に呼応すべく藤田選手も全てをぶつけていく。
その技のキレやセンスの良さはシングルマッチを通してサスケ選手にも十分伝わった気がする。
全力で向かってくる選手には全力で返す...それは藤田選手を同じラベルの強い選手と認めたからだろう。
だからこそサスケ・スペシャルver.2.5,シャリマティー,変形のスペシャルⅩさらに怒涛のラッシュで叩き潰した。
終盤のサスケ選手のラッシュは凄まじかった。
セグウェイから最近フィニッシュ率の高いC・W・フェースロックを逃げられ,高速雁之助クラッチ(
円華選手のランヒェイに近い?)で反撃を受けたが,その後はサンダー・ファイアー・パワーボム。
そして二度目のセグウェイを叩き込むや無理矢理藤田選手を起してのサンダー・ファイアー・パワーボムで
サスケ選手が勝利した。
ありえないほどのラッシュには今後のWMFの選手達へのエールも含まれていただろう。
試合後マイクを掴んだサスケ選手は心に染みるエールを藤田選手に贈った。
「...みねぴょん...WMF色々..色々言ってないで...俺は何の根拠もなく永遠に不滅だ!!って叫んで来たよ...
みねぴょんも“WMFは永遠に不滅だ!”って言ってみればいいじゃん...胸張って言える日が来たら
また来るよ」と...。
サスケ選手の大きな世界に触れた藤田選手の今後の活躍に期待したい。
藤田選手
サスケ選手
ガッチリロックアップ
カヴァージョ
腕固め
腕ひしぎ逆十字固め
コルバタ
トペ・レベルサ
サスケ・スペシャルver.2.8
場外戦
サスケ選手はSASUKE選手がまだ残ってるのか?
腕ひしぎ逆十字固め
アームロック
デスロック+C・W・アームロック
荒々しいサスケ選手
ダイビング・マッハ
ノータッチ・トペ・コンヒーロー
脇固め
雪崩式スタンガン
サスケ・スペシャルver.2.5
シャリマティー
セントーン・アトミコはかわされる
変形のサスケ・スペシャルⅩ
雪崩式フランケンシュタイナー
ダイビング・延髄ニー
スワントーンボム
サスケ・スペシャルⅩver.10.2セグウェイ(モノマネ禁止)一発目!
C・W・フェースロック
必死で抵抗する藤田選手
なんとかエスケープ
ギリギリの攻防
高速雁之助クラッチ
サンダー・ファイアー・パワーボム一発目!
サスケ・スペシャルⅩver.10.2セグウェイ(モノマネ禁止)二発目!!
フィニッシュは,二発目のサンダー・ファイアー・パワーボム
勝利を喜ぶサスケ選手
マイクを掴む...
温かいエールを...
藤田選手は深く礼
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