WRESTLING DREAMERS/2008.06.07/東京・新木場１ｓｔ ＲＩＮＧ②

◎第2試合　30分1本勝負
　○勝見尚宏(6分14秒　片エビ固め)櫻井大介●
★第2試合は勝見vs櫻井という何気にドリーマーズファンにとってはたまらないカード。 この試合でも凄い押さえ込みと,それを返す攻防が試合全体に良い具合に作用していた。
なので試合に緊張感が生まれる。 第1試合のたった一つの攻防がそれをより光らせる...相変わらずはやて選手の マッチメーク術には驚かされる。
さらに両者が一点集中の攻めで理詰めの攻防を魅せる。 勝見選手は膝攻め...これが最後の最後で生きてくる。 櫻井選手は各種サブミッションで腕を破壊に行く。 その多種多様な入り方は素晴らしかった。
最後は腕ひしぎ逆十字固めをブレーク後も離さない櫻井選手。 気持ちが入り「これで極める」って気持ちが伝わる。 その気持ちを利用し,一瞬の隙をつき勝見選手が丸め込む。 渾身の片エビ固め(かなりエビ寄り)に櫻井選手はまさかの3カウントを聞いた。
とてつもない凄いフィニッシュで勝見選手が勝利した。 膝への集中攻撃で勢いが弱まったキックアウト... さらに「決して放さない」って気持ちがキックアウトの判断を遅らせた。
そして勝見選手も「決して放さない」という気持ちで丸め込んだから。 色々な要素が複雑に絡み合い最高に凄いフィニッシュシーンを作り出した。


握手で始まる


張り合い


三角飛びアームホイップ


脇固め


無道


膝裏十字固め


フィニッシュ直後


勝見選手が素晴らしいフィニッシュで勝利

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