WRESTLING DREAMERS/2008.07.26/東京・新木場1st RING④
◎第4試合 45分1本勝負
○松本直己(11分546秒 ヒールホールド)永利耕一●
★ドリマニ(ドリーマーズマニア)的にはヤバイカードが再び実現。
2007年5月2日に行われた試合では,両者が客を掌に乗せるような凄い試合を魅せた。
さらにこの試合がきっかけで松本選手のアマレス力が解禁された。
そんな期待の試合は,両選手の成長もありまたまた素晴らしい試合となった。
永利選手は抜群の反応速度と表情で魅せる。
ドリーマーズ一であろうその表情や表現力はやはり天才的だ。
客の心をガッチリ掴む熱い気持ちがたまらない。
一方の松本選手は今回も静かながら闘志漲る戦いっぷり。
さらに磨きのかかったレスリングテクニックは凄かった。
永利選手を面白いようにリングにコロコロ転がしたり,
アマレスの股裂きが絞め技として昇華されていたり流石。
そんな両者は激しい張り手合戦や,ありえないほどの意地の張り合いを魅せる。
まさに“負けず嫌い王決定戦”とでも言うべき内容だった。
最後は松本選手が三段変化の関節地獄で永利選手を追い込む。
粘りに粘った永利選手だったが,裏膝十字固め式に捕らえたヒールホールド
でジリジリ中央に体が持っていかれると無念のタップアウト。
「どうだ」とでも言わんばかりの松本選手の表情がたまらなかった。
松本選手は闘志が表に現れる選手ではないが,何故か負けず嫌いさや気持ちが伝わるんだよなあ...だから相手がより熱く見え試合も熱くなる。
前回・今回とドリーマーズの名勝負製造機と化してきた松本選手の次の試合がまた楽しみになった。
そして,全4試合のシングルマッチを観て10月からのGPがかなり楽しみになった。
負けず嫌い王決定戦
俵返し
腕を固める
拷問ストレッチ技
股裂き
クロスボディ
スリーパーホールド
裏膝十字固め
原爆固め
グランド卍固め
足極め横十字固め
アンクルホールド
絞め続ける...
フィニッシュは,ヒールホールド
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