WRESTLING DREAMERS/2009.02.07/東京・新木場1st RING⑥
◎第6試合 特別試合 初夢バトルロイヤル15
○浜谷清志(6分37秒 中里選手のエビ固め)清水裕介●
※浜谷清志が初夢バトルロイヤル15優勝!!
【退場順】
杉原宗一郎
梅田健太郎
守部宣孝
櫻井大介
はやて
住吉久仁夫
永利耕一
平原和幸
勝見尚宏
佐藤智也
松本直己
広瀬 隆
中里哲弥
清水裕介
★メインはボーナストラック的なバトルロイヤル。
しかしながらドリーマーズの初の試みだけに,ただのお年玉的試合では終わらないだろうと思っていたが...。
ルールもフォールかギブアップのみで退場で,現在の主流であるオーバー・ザ・トップロープは無し。
ゲーム性は薄くなるが,リング上の戦いに集中でき,バトルロイヤル本来の楽しさを味わえたのはグッドでした。
陽気な曲で選手達が入場してくるも...選手達の表情は真剣そのもの。
いわゆるバトルロイヤル時のおちゃらけた雰囲気は一切無し。
試合が始まっても選手達の本気度が凄かった。
バトルロイヤルだから面白い展開もあったが,そこにも本気で勝ちに拘る気持ちがあるからこその面白さ。
例えるのが難しいが,他所で行われる楽しいバトルロイヤルとは違った楽しさなんです。
本気のバトルロイヤル...いや,他所が本気じゃないとは言わないが,“バトルロイヤル=楽しい”ってイメージがあるけど
,その楽しさとは似てるけど違った楽しさだったのです...まさにドリーマーズ・オリジナル。
さらに夢の顔合わせも多数実現。特に中里vs広瀬という怪獣戦争には興奮度MAX!!でした。
試合は次々選手が退場する中,清水・中里・浜谷の三選手が残る。
そんな中,中里選手を回転エビ固めに丸め込んだ清水選手...そこに浜谷選手も加勢し中里選手退場。
そのままエビの形を利用し,中里選手の体重と己の体重を乗せて清水選手を押さえ込み浜谷選手が見事優勝しました!!
まさに大金星に会場は大爆発!!
喜ぶ浜谷選手はコーナーに...うまく昇れず...それがいいじゃない!!
実力的には上位ではない浜谷選手が掴んだ初夢...しかし,そこには沢山の人の想いがあった。
浜谷選手の人生経験が生かされ,さらに浜谷選手を応援する人々の気持ちが彼を優勝させたのではないだろうか?
浜谷応援団の方々は本気だった...昨今のプロレスでは,プロレスを観に来てるのに斜に構えて観たりする人がいる(哀しいけどプロレスファンにも)。
けど,ドリーマーズのプロレスを観る人々は本気で応援する。
それはリング上にある戦いがあるからこそ。
とにかく浜谷応援団は最上級の本気だったんです。
中里選手と浜谷選手が対峙すれば「無理だ逃げろ!」「清水手伝え!!」等等の名セコンドぶり。
これが会場の雰囲気から外れるとブーイングものですが,今回はバトルロイヤルの雰囲気に見事マッチしていました...
何気に影のMVPな気がする。
そんな本気な応援に応えた浜谷選手は凄い...優勝おめでとうございます!!
試合後リング下にいる退場した選手達の悔しそうな表情に,益々ドリーマーズが好きになりました。
選手入場
真剣な表情の選手達
初夢バトルロイヤル15開始!!
杉原選手を“かわいがり”
ボディスラムの連続
そのままフォールで退場
連続串刺し弾を喰らう梅田選手
そのままフォールで退場
何故か櫻井選手も“かわいがり”
そのままフォールで退場
どんどん選手が退場
佐藤選手と松本選手が激しい攻防を...
しかし,二人とも退場に
怪獣大戦争
広瀬選手のバックドロップ
浜谷選手に試練が...
ジャックハマーを切り返す
中里選手を退場させ...
清水選手を退場させた浜谷選手が優勝!!
浜谷選手大喜び
おめでとうございます!!
優勝したかった(笑)はやて選手も祝福
BACK