WRESTLING DREAMERS/2009.05.24/東京・新木場1st RING⑤
◎第5試合 DREAM TAG GP 2009・決勝戦 時間無制限1本勝負
清水裕介&佐藤智也vs中里哲弥&平原和幸
●清水裕介(21分54秒 片エビ固め)中里哲弥○
*ダイビング・ボディプレス
※中里哲弥&平原和幸組が,DREAM TAG GP 2009優勝!!
★盛り上がったセミの六人タッグが終わると,いよいよタッグトーナメント決勝戦。
素晴らしい内容だったセミからのプレッシャーと,トーナメントで敗れ去っていった者達への責任...
それらを跳ね返し,素晴らしい名勝負を魅せてくれた。
序盤はセミとは対照的に静まり返る場内。
観客も選手も決勝戦という勝負論重視の真剣勝負の時間を共有してゆく。
しかし,徐々に試合が動き出すと会場は熱狂の渦と化す。
GP優勝&準優勝の清水&佐藤組は強かった。
数ヶ月前だったら,清水選手が捕まり攻め込まれていただろうに。
GPを越え,清水選手は本当に強くなった。
今は余裕すら感じるその強さ,一発一発の技も的確で重い。
佐藤選手もGPを越え強さを増した。
ドリーマーズでも最上級の殺気を放つ佐藤選手。
今回も素晴らしい殺気を放ち,相手チームを追い込んで行った。
本当に強かった。
対する中里&平原組は中里選手のパワーと平原選手の安定した強さでトーナメントを勝ちあがって来たが,
予想外の苦戦や穴がチラホラ見られた。
正直去年だったら本命チームだっただろうが,今年はそうではなかったのでは。
それを象徴するように決勝戦でも苦しんだ。
中里選手は得意のパワーを爆発させるも,要所要所で勢いを止められる。
勢いに乗ったら手の付けられない中里選手だが...相手チームの研究の成果だろう。
それでも平原選手を信じ,どこで終わってもおかしくないような全力疾走を魅せた。
平原選手は粘りと奮闘が感動的に素晴らしかった。
地味ながらもテクニカル...さらに攻め込まれても諦めない姿勢や気持ちが胸を打った。
声援も気付けば中里&平原組に集中していたのは意外だった。
両軍一身一体のもの凄い戦いが続く。
最後は中里選手のジャックハマー→平原選手のダイビング・ボディプレス→中里選手のダイビング・ボディプレスで
,中里&平原組がDREAM TAG GP 2009を制覇した。
平原選手は満を持しての初栄冠となった。
試合後は全選手精も魂も尽き果てリングに倒れたまま立ち上がれない。
無理も無い...それだけ凄い試合だったのだから。
思い返せば沢山の名シーンがぎっしり詰まっていた...とにかく素晴らしい決勝戦で感動しました。
中里&平原組
“最強”清水&佐藤組
フィンガーロックで牽制し合う/b>
ハンマーロック
腕を固める
ストレッチ・マフラー・ホールド
中里選手の重爆ドロップキック
ネックハンギングボム
チョークスラム
断崖式ミサイルキック
張り手
ダイアモンドカッターで迎撃
ストレッチ・マフラー・ホールド
ダイビング・エルボードロップ
セントーン・アトミコ
タイガー・スープレックス・ホールド
スリーパー・ホールド
胴絞めスリーパー・ホールド
雪崩式ダイアモンドカッター
ダイビング・ボディプレス
チョークスラム+ダイビング・フロントキック
ジャックハマー
フィニッシュは,ダイビング・ボディプレス
精も魂も尽き果てる
中里&平原組が優勝!!
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