WRESTLING DREAMERS/2010.05.29/東京・新木場1st RING⑤
◎第5試合 イリミネーション6人タッグマッチ 時間無制限
はやて&守部宣孝&浜谷清志vs中里哲弥&清水裕介&広瀬 隆
① ●浜谷(9分20秒 体固め)中里○
*ダイビング・ボディプレス
② ○はやて(9分55秒 連結式ラ・マヒストラル)中里●
③ ○守部(14分30秒 片エビ固め)広瀬●
*垂直落下式ブレーンバスター(スリー・アミーゴス)
④ ●守部(17分32秒 反則)清水○
*レフェリーの制止を無視
⑤ ○はやて(20分52秒 ハヤティーナⅢ)清水●
※一人残りで,はやて&守部宣孝&浜谷清志組の勝利!!
★<イリミネーションマッチルール>
ドリーマーズルール。フォール、ギブアップ、ノックアウト(10カウントKO)、レフェリーストップ
などによるテクニカルノックアウト(TKO)、反則、により負けとなった選手のみを退場として試合を
続行する。相手のチームを全員退場させた時点で勝利となる。無効試合の場合は再試合。
メインはドリーマーズ初のイリミネーションルール。
チーム分けも面白いし,若手軍が遠慮せずにガンガン行けば相当面白くなるはず...
初のイリミネーションマッチは想像以上に凄すぎた。
若手軍の奇襲で始まった試合は,若手軍の勢いと,ベテラン組(あえて)の強さが会場全体を熱気の渦へと巻き込んでいった。
そんな中,ベテラン軍に入った浜谷選手が振り抜く蹴りが若手軍を攻め立てる。
熱狂的な声援を受け奮闘する浜谷選手。
チームの足を引っ張るどころか,試合の熱気を牽引していった。
だが,勝つ気満々の若手軍も後輩の浜谷選手に容赦無い攻めを見せる。
圧巻は中里選手のジャックハマー→広瀬選手のダイビング・ボディプレス→中里選手のダイビング・ボディプレスという圧殺リレーだった。
勿論,そんな“やり過ぎ感”抜群の攻撃を食らった浜谷選手が最初の脱落者となった。
数的有利になった若手軍に“勝ち”が見えて来たが...。
危機的状況でこそ生きてくる経験値。
ベテラン組が数的有利を跳ね除け自分達のペースに持っていく様は凄かった。
まずは“最強”中里選手を二人がかりの連結式ラ・マヒストラルで仕留める。
はやて選手と守部選手の連結式は,なんか感動的だった。
ポイントゲッターを失った若手軍の勢いが徐々に落ちていく...だからこそ声援を送る「頑張れ!!」。
だが,観客の声援はベテラン組の強さの前には虚しく響く。
大暴れした広瀬選手だったが,守部選手のスリー・アミーゴスの三発目が垂直落下に決まると機能停止。
ベテラン組が完全逆転し,清水選手が一人残される。
ベテランが一人残り,若手軍が数的有利ってのが最高だっただろうが,ここはドリーマーズのリング。
実力至上主義の前では,そんな画に書いたようなドラマティックな事は起きないのだ。
甘くないのがドリーマーズ。
最後の最後の顔合わせに,絶望感ったらありゃしなかった。
はやて&守部組の夢の超絶合体攻撃に青息吐息の清水選手。
なんとか意地で返していくも,正直“勝つ姿”が全く見えて来なかった。
それでも米粒以下程の勝利を信じ闘う清水選手に熱のこもった声援が注がれた。
そして,ロープブレイクを無視し,レフェリーに攻撃を制止されながらも,エキサイトし攻め続けた守部選手が
反則裁定で失格となった。
必死に抗った清水選手の粘りが呼び込んだ守部選手の反則負け...素的すぎた!!
これでタイマン勝負となった事で,若干“勝つ姿”が見えてきた清水選手。
だが,現実は厳しかった。
最後の最後はカット出来る選手がいない状況下,逃げることももがく事もままならない感じのハヤティーナⅢで清水選手が無念のギブアップ。
若手軍は善戦したが,結果的にベテラン組との実力差が浮き彫りになる一戦だった。
だが,本当に心が揺さぶられる最高の試合だった。
若手軍に声援を送り続け喉が潰れ気味だしね(笑)。
守部選手
はやて選手
若手軍
ベテラン軍
若手軍の奇襲で試合開始
一本足頭突き
ブロンコバスター
串刺し連続弾
逆エビ固め
ダイビング・ボディアタック
チョークスラム
ウラカン・ラナ
ダブル・チョークスラム
圧殺フルコース
連結式ラ・マヒストラル
掟破りの連結式
喉元への逆水平チョップ
守部式ストレッチ
スリー・アミーゴスが垂直落下で炸裂!
絶体絶命
ブレンバスタ+ミサイルキック
フェイスロック
STF
変形腕固め
場外戦
ボコボコ
アイドルレスラーは,そこにいない
清水選手がブレンバスターできり返す
強引なブレンバスター
高速ラ・マヒストラル
旋回式Xファクター
フィニッシュは,ハヤティーナⅢ
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