WRESTLING DREAMERS/2010.07.17/東京・新木場1st RING③
◎第3試合 30分1本勝負
平原和幸&櫻井大介vs勝見尚宏&佐藤智也
●櫻井大介(9分26秒 胴絞めスリーパー・ホールド)佐藤智也○
★第3試合は地味ながらも的確な試合をする選手が揃ったタッグマッチ。
試合も地味ながら的確なレスリングが繰り広げられた。
地味と言っても,各選手が気迫を前面に押し出し熱く戦う。
だから正確には地味なようで地味じゃないんだけど,きっと昨今のプロレスの流れ的にはひじょうに地味な
試合だったんだと思う。
こういったスタイルが面白く観れるのがドリーマーズの素的なところだし,客もそれを地味でつまらないと判断しないで,
選手達の動きに釘付けになる。
ドリーマーズって空間がイイんだよなあ♪
さて試合では佐藤選手の応援団の熱い声援で会場も徐々にヒートアップ。
声援に応えるべく佐藤選手はいつも以上の殺気で対戦相手を叩き潰した。
特にソバットの切れ味は凄かった。
どの距離からでも的確にみぞおちに突き刺さるってのは改めて凄い事だなあと思った。
勝見選手も声援を受けて躍動感抜群の動きを魅せる。
勝見選手は声援が多ければ多いほど動きがよくなるな。
平原選手の的確なレスリングも,櫻井選手の反応速度と関節技のキレも素晴らしかった。
そして負けがこんでいる櫻井選手だが,その粘りと奮闘は伝わってくるものがある。
今一番ドリーマーズで勝って欲しい選手かもしれないなあ。
しかし,最後は佐藤選手の胴絞めスリーパー・ホールドで櫻井選手がタップアウト。
かなりガッチリ極められたようで,試合全般に観られた粘りも無くいささかアッサリな感じもした。
って思うって事は,櫻井選手に対し“まだまだやれる”って期待が大きかったって事なのかもね。
平原&櫻井組
ヘッドシザース
スリーパー・ホールド
逆片エビ固め
張り手合戦
脇固め
変形腕固めで絞り上げる
フィニッシュは,胴絞めスリーパー・ホールド
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