WRESTLING DREAMERS/2010.10.09/東京・新木場1st RING④

◎第4試合 トーナメント1回戦 20分1本勝負
 ○佐藤智也(12分58秒 飛龍原爆固め)永利耕一●
★第4試合は1回戦屈指の好カード。
安定度が増し,上での試合も増えた天才永利選手と,バトラーツと二度の遭遇を果たした佐藤選手が激突。
永利選手は相変わらずの色気と,小気味良い動きを魅せる。 終盤からの粘りや諦めない気持ちのビンビン伝わるファイトも最高だった。
対する佐藤選手は一時期の殺気を外に発してた頃とは違った殺気を魅せる。 外に威勢よく出すのではなく,内に秘めて増殖させていく様な。
試合は両者一身一体の大激戦!!
ドラゴンスープレックスとロコモーション式ジャーマンを巡る攻防は手に汗握る大興奮。
ドラゴンへのフルネルソンを永利選手が渾身の力で返せば, ジャーマンをロープにしがみ付き阻止する佐藤選手。 どちらも泥臭く,みっとも無い程の諦めの悪さ...だが,それが最高!!
そんな必至な両者に会場もヒートアップ。
最後は佐藤選手がドラゴンSHで激戦を制し,二回戦へと駒を進めた。
厳しい闘いを潜り抜けた佐藤選手に“優勝”の二文字が似合わない事は無い。

第4試合終了後に休憩時間が設けられたが,この日試合の無いはやて選手がミニトークショーを開催。
本人いたってリラックスモードの為,ダラダラと行くのかと思いきや...結果的に実のある話が沢山飛び出した。
優勝候補は守部選手,草の根運動の事,豪華大会にある草の根運動の意味,そしてプロレス学。
今回は各スタイルでのロープワークの違いの触りの部分だけ公開されたが,たまらなく興味をそそられた。 俺も個人的にプロレスの研究はしているが,観る側なので一生答えの出ない研究だ。 それを闘う側の選手が研究し学ばせてくれるのは,とても貴重な事。 是非はやて選手のプロレス学講座は開催して欲しいものだ。
暴露本やくだらない描写の映画を見て知った顔するより,こういった研究を目に耳にする方が絶対イイよ♪




ハンマーロック


アキレス腱固め


変形監獄固め


逆片エビ固め


C・W・アームロック


足掛けC・W・アームロック


北斗原爆固め


ドラゴンスープレックスを巡る攻防


ロコモーション式ジャーマン


クロス式Wニークラッシャーからのテキサス・クローバー・ホールド


ジャーマンをこらえる


スリーパー・ホールド


張り合い




フィニッシュは,ドラゴンSH








休憩時間

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