WRESTLING DREAMERS/2011.07.16/東京・新木場1st RING⑤

◎第5試合 ドリーマーズルール 時間無制限1本勝負
 はやて&守部宣孝&中里哲弥vs清水裕介&永利耕一&勝見尚宏
 ○守部宣孝(12分09秒 片エビ固め)永利耕一●

 *フロッグ・スプラッシュ
★メインはドリーマーズ夏の世代抗争。
はやて&守部&中里組は完全に反則過ぎるドリーマーズ最強トリオ。 対する清水&永利&勝見組は,全員小兵で力負けは必至。
経験値でもメイン出場豊富な清水選手を除けば,永利選手も上での試合経験はあまり無いし, 勝見選手にいたっては恐らくメイン初登場では無かろうか(バトルロイヤルを除き)? だが,彼らには勢いと若さがある。
ツイッター上では清水選手が,はやて選手にさえ食って掛かるような発言を連発。 結果が出せなければ口だけ野郎になってしまう...だから絶対に負けられない。
若手勢は今まで“勝ちたい”と思う試合が多かったが,今回は“負けられない”試合...しかし,それはベテラン軍とて一緒で負けられない。 初めて“負けられないvs負けられない”という同じ土俵になった事にドリーマーズ達の成長を感じる。
だが現実はそんなに甘くは無かった...。
戦前は人生の先輩はやて選手を心の中で応援し生きる活力にさせて貰い,若手軍を応援しようと思っていたが...。
若手軍が一人ずつ入場し終わると,はやて選手の入場曲が流れる...全員一緒なんだと思ったら ,いつもと違う入場曲に変わり,スモークに浮かぶ三選手のシルエット!! 黒いタンクトップに黒いコスチュームのルード軍が登場!!
そのまま黒いマスクになったはやて選手がコルバタで襲い掛かり,場外戦から試合開始!! いやあ~もう,出て来た瞬間かっこ良すぎて若手軍応援するのをやめて,はやて選手達を応援してた。 だって黒い軍団スゲエカッコイイんだもん。
魅せれない体の選手がTシャツ等で体を隠すより,魅せれる体の選手がTシャツ等を着るのでは,やはりカッコ良さが段違いだね ...やっぱレスラーはまず体ありきだね。
そして,盲点だった新幹線のルードヴァージョン。 マスクも悪そうになって,雰囲気で言えばミスティコのルードヴァージョン。 でも,それよりカッコ良かった まあルードと言っても悪い事をする感じではなく,超闘派な感じね。
そんな黒いはやて選手を筆頭に,守部選手も2試合目の中里選手も躍動する。 個人個人でも強いのに,更に連携も抜群なのだから手に負えない。
特にはやて選手と守部選手はアイコンタクトのみで連携をスムーズに行ってるような感じだった。
対する若手軍もやられてばかりではない。 白いコスチュームになった勝見選手が気合を魅せ,他の二人を精神面でリードし背中を強く押す。
そして天才永利選手が気持ちが体を追い抜くような闘いを魅せる。 大技の失敗はあったが,それが何だっての!! 美しい技より大事なものは沢山あるよ。
清水選手は抜群の身体能力と打たれ強さと心の強さで諦めない姿で客の胸を打つ。 さらに連携等や切り返しでも常に抜群の動きを魅せた。
若手軍も掟破りの連結式を出したり,色々と作戦を練り奮闘したが,結局強すぎた黒い軍団が圧倒。
最後は中里選手のジャックハマー→はやて選手のダイビング・ヘッドバット→守部選手のフロッグ・スプラッシュで 黒い軍団が永利選手を葬った。
終わってみれば濃厚ながら12分09秒という短い勝負タイムでベテラン勢の圧勝...負けられない想いは内に秘めたベテラン勢の方が強かったのか。


黒い軍団登場


入場からカッコ良過ぎるぜ!!


黒い新幹線のコルバタ奇襲で試合開始


黒い新幹線カッコ良過ぎ!!


場外戦


雛壇で大暴れ


各地で場外戦














連携逆エビ固め






マリポーサ式プランチャ


空中弾の乱れ打ち










勝見選手のダッドリー・スパイク




清水選手のクイックモーションでのセントーン・アトミコ炸裂


ジャーマンSH


ダブル・チョークスラム


スリー・アミーゴス


三発目は,はやて選手のミサイルキックとの合体


中里選手のダイビング・ボディプレスで勝負ありかと思われたが...


ジャックハマー


フィニッシュは,フロッグ・スプラッシュ


燃えたぜ黒い新幹線!!




黒い軍団が圧勝

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