WRESTLING DREAMERS/2011.10.12/東京・新木場1st RING④
◎第4試合 トーナメント1回戦 時間無制限1本勝負
○清水裕介(8分09秒 猛虎原爆固め)浜谷清志●
★セミは優勝候補の一角清水選手と,外敵との対戦を経て研ぎ澄まされた刃を輝かせ始めた“中年の星”浜谷選手が激突。
年齢差とキャリア差を考えても面白い対戦だし,両雄のシングルマッチも恐らく初めて。
タッグでの対戦も,ほとんど無いので何気に新鮮かつ興味深い対戦だ。
まだまだ団体内にも刺激的な夢のカードが沢山残ってるんだよね♪これぞ団体プロレスの底力。
清水選手は2008年優勝,2007年&2009年準優勝,昨年こそ守部選手の参戦でベスト4止まりだったが,
毎年結果を残している名実共にドリーマーズのエース。
そんな格上の清水選手相手に浜谷選手が一瞬でも気を抜いたら極めちゃう的凄みを見せる。
とにかく隙あらば関節技を狙いに行くし,蹴りもいろいろなコンビネーションを使い清水選手に襲い掛かる。
更に清水選手の軽業師的な動きに対抗しヘッドスプリングで立つ等,いつも以上の気迫と負けん気が凄い。
しかも段々とノリノリになって大ハッスル...最高だぜ!!
だが清水選手は強かった。
腕攻めで力が入らない状況ながらセントーン・アトミコを二発も繰り出し(一発はかわされる),最後は
タイガー・スープレックス・ホールドで奮闘した浜谷選手をくだした。
テクニカルで最高にスリリングな試合だったが,苦戦こそしたが,まだまだ清水選手は底を魅せていない感じ。
清水選手の我武者羅な表情を引き出すまで,浜谷選手は更に刀を磨くのだろう。
そして,清水選手は2度目のトーナメント制覇に向け進み始めた...。
浜谷選手
清水選手
握手で始まる
蹴りの応酬
ガッチリ決まったヘッドシザース
下からの腕ひしぎ十字固め
腕へのミドルキック
足四の字固め
ダブル・リスト・ロック
渾身のトペ・スイシーダ
場外でスタンディング式腕固め
トップロープからの攻撃を阻止
雪崩式RKO
セントーン・アトミコ
二発目のセントーン・アトミコはかわされる
スピンキック
フィニッシュは,タイガーSH
清水選手が準決勝進出
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