WRESTLING DREAMERS/2011.11.21/東京・新木場１ｓｔＲＩＮＧ③

WRESTLING DREAMERS/2011.11.21/東京・新木場１ｓｔＲＩＮＧ③

◎第3試合　ドリーマーズルール　45分1本勝負
　はやて＆守部宣孝＆中里哲弥vsマッチョ☆パンプ[覆面MANIA]＆浜谷清志＆住吉久仁夫
　○中里哲弥(13分13秒　体固め)住吉久仁夫●
　*ダイビング・ボディプレス
★第3試合は若手軍+マッチョ☆様vsＢＬＡＣＫＳＴＡＲＳのドリーマーズルールの6人タッグマッチ。
ＢＬＡＣＫＳＴＡＲＳは,はやて＆守部＆中里組というオリジナルメンバー。中里選手のポジションにゲスト選手が参加し強力なトリオとなるが,中里選手も実力者だし,パワーは最強レベルだし,連携や信頼といった面ではゲスト選手以上だろう。
そんな強力なコンビに挑むのは,ＧＰ1回戦敗退で悔し涙を飲んだ浜谷選手と住吉選手。特に住吉選手は後輩に敗れるし,勝見選手に罵られたりと散々なまま。
その悔しさを払拭すべく,憧れのマッチョ☆様と組み最強ＢＬＡＣＫＳＴＡＲＳ退治に挑む。
だが,現実は甘くなかった...。
若手軍+マッチョ☆様は,奇襲でＢＬＡＣＫＳＴＡＲＳに襲い掛かるが,逆に場外戦に持ち込まれ劣勢に。やはりくぐって来た修羅場の数が違う。
そんな中,やはりキャリアで勝るマッチョ☆様が場外戦でも主導権を奪われず,リングに戻り中里選手を相手に強さを魅せる。この強さが若手軍にとっては最高に頼もしかったはず.....。
中盤から住吉選手がＢＬＡＣＫＳＴＡＲＳに捕まり集中攻撃を浴びる。個々でも強いのに,連携攻撃で攻め立てられるのだからたまったものではない。どんな選手でもＢＬＡＣＫＳＴＡＲＳの連携の猛攻を受けたらたまらないだろう。
終盤はマッチョ☆様と,はやて選手の興奮度ＭＡＸの顔合わせが実現。もっと長く観ていたい攻防だった。
そして守部選手を標的にしたマッチョ☆様と若手軍。浜谷選手と住吉選手が二人がかりで守部選手を押さえつけマッチョポーズを取ると, コーナーに登ったマッチョ☆様もポージング。
何が飛び出すんだとワクワクしたら...コーナーを降りるマッチョ☆様。
呆気に取られる若手軍をリングに戻ったマッチョ☆様がマッチョ☆ボトムで襲撃し裏切る暴挙に。更にＢＬＡＣＫＳＴＡＲＳＴシャツを着用し,住吉選手にマッチョ☆エルボーを炸裂させＫＯ状態に追い込む。
そこへＢＬＡＣＫＳＴＡＲＳがトドメとばかりに攻撃を仕掛け,最後は中里選手のダイビング・ボディプレスが炸裂すると万事休す。住吉選手が一斉砲火を浴びマットに沈んだ。
試合後,マッチョ☆様の裏切りに猛抗議する浜谷選手だったが,ＢＬＡＣＫＳＴＡＲＳの集中砲火を浴び返り討ちに。多勢に無勢で敗者をいたぶるＢＬＡＣＫＳＴＡＲＳの暴挙に助けに掛けつける準決勝戦を控えた清水選手・永利選手・勝見選手。なんとか浜谷選手は救い出したが,彼らも準決勝戦前なので深追いはせず。
そしてマッチョ☆様が「ま,こういうこっちゃ！」とマイクで捨て台詞...若干危険な発言だな。
数を増殖させ意気揚揚と引き上げるＢＬＡＣＫＳＴＡＲＳに待ったをかけたのはアノ男だった。
「おい...ちょっと待ってよ!!」とマイクで叫ぶ住吉選手。
立ち止まったＢＬＡＣＫＳＴＡＲＳ憧れのマッチョ☆様に「僕もＢＬＡＣＫＳＴＡＲＳに連れてって下さい...」と哀願。だが,そんな事は敵うはずも無く,正規軍の面々も呆れた表情。
住吉選手は負けた悔しさと,ＢＬＡＣＫＳＴＡＲＳに入れなかった鬱憤を因縁の勝見選手にぶつける。清水選手と永利選手に押さえつけられながらも「練習しないくせに!!」「負けちまえ!!」と勝見選手に怒りをぶつかる。
それに対し勝見選手は冷静に「俺の方が強い」等と返すと,住吉選手はぐうの音も出ない。
だが相槌変わりに「うるせえ!!」と逆ギレし吠える...これはアル意味最強だった。そして,引き上げる勝見選手に「おい,待てよ!!」と叫ぶのが精一杯の住吉選手。
哀れな住吉選手に人生の大先輩である浜谷選手が歩み寄り,肩を「ポン」と叩き一言。「まあ,こういう日もあるさ...」と慰める。
すると,ここで浜谷選手の入場曲“エレファントカシマシ”の“俺たちの明日”が流れる...「さあ,頑張ろうぜ!!」と(笑)。
その絶妙なタイミングに会場は爆笑の渦に巻き込まれ,大波乱の第3試合...そして住吉劇場が幕を降ろした。
しかし,住吉選手はどこへ向かっていくのやら？かなり面白過ぎるんだけど...笑いすぎて腹が痛くなったもんな♪