WRESTLING DREAMERS/2012.02.11/東京・新木場1st RING・雑感

※はじめに...俺はプロレスを観客なので観客の視点でとらえて来た事や雑誌で読んだりTVで見た 事程度しか知りません。知らない者から観た薄っぺらい感想文ですので,それでも良い方のみ御覧ください。

◎雑感
★今年初のドリーマーズは,面白そうなカードがズラリと並んだ。 前回を観てれば余計に面白いカード達...やっぱプロレスは点より線が面白い。
会場に着くと盟友とき兄さんが一人で並んでいたので合流し並んだ。 こうやって自由席の好きな席をゲットンすべく並ぶのも今回で最後(の予定)。
次回大会よりチケットの券種が変わるからだ。 けど,良い席買いたいから結局早目に来るだろうけど(笑)。
並んでいると勝見選手が姿を現し受付の準備をしているが...どう見ても「ハンバーガー」だ(笑)。 若干メインを前に勝見選手の体系がバレてしまったのは勿体無かったが,小さな団体では選手も 色々な業務をやらなければいけないらしいので仕方が無い。
受付開始となったのでチケットを引きかえる...はやて選手ありがとうございました。
ドリーマーズの受付は,勝見選手の知り合いなのか?いつも綺麗なお姉さん達が受付をしてくれる。 今回のお姉さん(白)は,過去最高に艶っぽくドキドキしてしまった(笑)。 しかもチケットを購入したら「いってらっしゃい♪」と嬉しい心遣い...只者じゃねえな(笑)。
とき兄さんと談笑してると開場時間になってたようで入場。

とき兄さんにいつものアタリの席をゲットンして貰い,俺は売店で次回大会のチケット購入。 全く手の着いてない座席表からチケットを選ぶのは事のほか気持ちが良かった。
サポーターズクラブの会員証を提示して割引価格で次回大会チケットゲットン!! 若干,席番号をしくじって選んでしまったが,まあ次回は慌てずに,ビチっと買いたいと思う。
会場外ではアイメイト協会様が,アイメイト体験コーナーを行っていた。 外なのに半袖Tシャツの中里選手は流石だな...ザ・プロレスラーだね♪
色々準備を済ませ,コンビニに出撃し昼酒をゲットンし,盟友とき兄さんと乾杯し開始を待つ。
オープニングの挨拶は清水選手が行い,必勝を宣言していた。

第1試合は浜谷選手が焙煎選手と柔道ジャケットマッチで激突(3分経過すると柔道ジャケットの脱衣が自由になる)。 バトラーツの入場式挨拶で,自身のやって来た柔道を,超しつこい“納豆柔道”と言っていたが,この日は柔道での 実力差があるので,ポンポン投げては,道着を使い絞めまくってた。
防戦一方の浜谷選手だったが,3分経過したが道着を脱がずに一矢報いてから,やっと道着を脱ぎ蹴りも解禁させた。 ギリギリまで相手の土俵に挑んでいった浜谷選手は最高だった!!
道着を脱いでからは,足関節で攻め込む浜谷選手。 しかし,焙煎選手は強かった!最後は柔道ジャケットマッチを意識した袖車で焙煎選手が勝利した。
そうそう焙煎選手が“焙煎TAGAI”から超モヤっとする“焙煎たがい。”に改名したが,どうやら“さまぁ~ず”の大竹さんが考えたらしい...ペポ♪
柔道ジャケットマッチは焙煎選手の強さと,浜谷選手の覚悟が相乗効果となり,凄くスリリングで熱い試合となった...興奮しちゃったぜ♪

第2試合は佐藤選手がタケシマ選手と熱戦を展開した。 タケシマ選手は痩せてないけど痩せ我慢したり,頭突きや腹固めで“藤原組長の孫弟子”を彷彿させたり面白い戦いを魅せてくれた。
若干DO!インディー臭が強くなってきているようだが,仲間内での誉め合い・馴れ合いで小さくまとまらず,大きく羽ばたいて欲しいものだ。 別にDO!インディーが駄目とか思ってないし,むしろ好きだけど,そっちに傾倒してくには勿体無い選手だからね。
そして佐藤選手のフィニッシュへのたたみ込みが素晴らしすぎた!! スタンディングのスリーパーで失神寸前まで追い込み,死に体になったタケシマ選手をドラゴンSHでし止めた...素晴らしすぎる。

第3試合は大注目の“くにおくん”が登場し,マッチョ☆様と3分1本勝負で激突。 3分間持てば,くにおくんは勝ちとなり御褒美としてブラックスターズに入れたのだが...わずか8秒でギブアップ(苦笑)。
なんとか延長戦にこぎつけたくにおくんだったが...31秒でギブアップ。 2回も秒殺されながらも,三度目の正直とマッチョ☆様に再延長戦を嘆願するくにおくん。
あまりのしつこさにマッチョ☆様も渋々OKを出したが,3分の時間制限があると緊張してしまうからと時間無制限に。 そのかわり「ちゃんと倒してくれよ!」と完全決着を要求。
そして,くにおくんはマッチョ☆様のムーブをパクリ,くにお☆れっぐどろっぷ?まで繰り出し果敢に挑む...が,結局1分56秒で敗退(苦笑)。
負けて落ち込むくにおくんに対し,ガラガラの天の声が会場に響き渡る。 声の主は菊地選手で,次回は“つよしくん”への改名をかけ,くにおくんと一騎討ちする事になった。
人気がある選手と組めば美味しいと,くにおくんに近付いて来た菊地選手。 是非とも次回大会では,くにおくんが返り討ちにして,“つよしくんとくにおくん”のタッグへと繋げて欲しいね。
結局,マッチョ☆様に3敗し,菊地選手に頭突きでKOされたくにおくん...最後は浜谷先輩の「まあ,こんな日もあるさ!」で,またも励まされていた。
だが...これで終らなかった番外戦。

休憩時間にアイメイト協会の方の挨拶や,抽選大会が終ると菊池選手が再登場し自身で研究&作成した“くにお君の個人情報”なるレポートを持ち込み, 個人情報を知りたい人にあげると(笑)。
勿論もらいにいったよ(笑)。 して,その内容は...個人情報保護法案の為,教えられないブラックなものだった(笑)。

セミはドリーマーズで猛威をふるう山本選手が,デビュー数戦の檜垣選手と激突。
檜垣選手は破格の扱いだが,やはりデビュー戦を越えるインパクトはなかなか残せない。 正直,何がやりたいのか解らないが,スタイル的には格闘スタイルのプロレスを求道して行くのかな。 まあ,まだ数戦だしね。
対する山本選手は強かったなあ。 途中でセコンドの佐藤選手が文句言ったら,佐藤選手の得意なミノルスペシャルの入り方でフィニッシュ極めるんだもん。
前回大会でもそうだったけど,この2人の再戦も近い将来実現するっしょ...もう燃え上がった炎がおさまらない。

メインはドリーマーズとブラックスターズの純血6人タッグマッチ。 純血で抗争出来るようになって,更に試合のクオリティーも高く,闘いも凄い...今年のドリーマーズが“面白い”って確信出来る様な試合だった。
試合に先がけ勝見選手のお腹が出てるか?ジャッジされると...お腹が出てるので勝見選手は“ハンバーガー勝見”という, ティラノザウルス奥田以来のスゲエリングネームへと改名される事に(笑)。
けど,なんか確信犯的だったようだよ(笑)。 実際体重も増えてるようで,シャイニング・ウィザードの使用を減らし,ヒップアタックに切り替えていたもん。 それが見事にハマってて素晴らしかった。 太った分だけ動きは落ちるけど,逆に上がらない膝よりも体重の乗った尻を使った方が魅力的だ。
そして客も「ハンバーガー!!」って大きな声で叫ぶ非日常的な楽しみ方も出来るようになった。 「ハンバーガー!!」なんて大声で言う事は,ハンバーガーショップにでも勤めてなきゃななかな無い事だしね。 いやあ,くにおくんに続きブレイクしそうだね♪
是非ともハンバーガーショップをスポンサーに巻き込んで武道館への足がかりにして欲しい。 まずは小さな個人経営店,そしてモスやフレッシュネス,GPを制覇したら文字通りバーガーキング!! 最終的には最大手のマクドナルドをスポンサーにして武道館!!
そして勝見選手がCMのカツ見バーガーで勝負。 カツに月見バーガーの玉子が夢が入った一品!! なんて事を,盟友とき兄さんと話すのも楽しかった♪
勿論,清水選手も永利選手も年をまたいでも変わらぬテンション&コンディションで素晴らしい動きを魅せていた。 清水選手の髪の毛がかかっているので負けられない気迫,そして永利選手のトーナメント制覇による漲る自信。 段々とチームワークも固まり良いチームになって来ている。
対するブラックスターズは個々が凄いのに,相変わらず連携が上手いからドリーマーズはやはり苦しい展開が多くなる。
けれども,諦めずチャンスを狙い,逆に連携で攻め込んで行ったので「勝てる」って思ってしまった。
だが,やはり現実は甘くない様で,最後は,はやて選手のダブルアーム・フェイスバスター~中里選手のダイビング・ボディプレス~ 守部選手のフロッグ・スプラッシュでブラックスターズの勝利。 ドリーマーズも善戦したんだけど...う~んブラックスターズに黒星を付けるなでは行かなかったなあ。

試合後は清水選手が負けた為て髪の毛をを切られた。 そして,清水選手のファンの女性が沢山泣いていた...悔しくってね。
好きなレスラーが負けて悔しいって感情は,俺の中では当たり前だから。 当たり前が当たり前のように景色としてあるドリーマーズは,本当に大切なリングなんだよね。
とは言ったものの,坊主になる事で泣かれたり,選手達が残念がると...ボウズスタイラーの俺的には肩身が狭いというか, なんとも言えない気分になるのもあるんだけど(苦笑)。
エンディングで焙煎選手が,そういった坊主心を代弁してくれて嬉しかった(笑)。 ボウズにはボウズの良さがあるんじゃよ。それに清水選手似合ってたしね♪
その後ドリーマーズはブラックスターズに再戦を懇願したが,次回大会では実力差を均衡にすべく, 東北の英雄ことブラックスワンのサスケ選手がドリーマーズ側に入り,ブラックズターズに マッチョ☆様が入り8人タッグで激突する事に。 ドリーマーズとブラックスターズの激しい抗争の真っ只中で,またもサスケ選手がブラックスワンを踊るべく, ドリーマーズのリングを恐怖のズンドコに落しいれるのか? 次回も絶対に見逃せないね!!
今大会は色々な要素や主張が多く,若干ゴチャゴチャしてた感や,色々やり過ぎって感じもあったが,それがイイ!! やっぱりプロレスは完成形よりも構築されていく段階が個人的に面白く好きだ。 だから,今のドリーマーズはゴチャゴチャしててスゲエ面白いから見逃せない。
最後はブラックスターズが去り,今回からドリーマーズ達が興行をしめる事に。 負けてはしまったが,下を向かず上を目指す彼らからは悲壮感よりも,明日への活力を感じたし貰った。
そして,彼らが必死で考えたであろう「We are!(選手)」「DREAMERS!(客)」で2012年一発目のドリーマーズは幕を閉じた。 まだまだ先の夢だろうが,ドリーマーズ達は,俺達ファンは,共に夢の武道館を目指し新たなる一歩を踏み出した...。

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